開局25周年記念事業
特別展「東山魁夷 自然と人、
そして町」開催
戦後の日本画、中でも風景画に新境地を開いた東山魁夷の画業をたどる特別展「東山魁夷 自然と人、そして町」を2016年7月16日から8月28日まで、開局25周年記念事業として九州国立博物館で開催しました。本展では、代表作である「道」や「緑響く」に加え、ヨーロッパや京都の面影を描いた風景画など約80点にのぼる名品の数々を展示しました。ハイライトは、東山魁夷の最高傑作である奈良・唐招提寺御影堂の襖絵全68面と床の間の総延長76メートルにも及ぶ障壁画で、九州初公開の本作に多くの来場者が心を奪われました。