特別展「京都・醍醐寺
真言密教の宇宙」開催
2019年1月29日から、九州国立博物館にて特別展「京都・醍醐寺-真言密教の宇宙-」が開催されました。本展覧会は、真言宗醍醐派の総本山である醍醐寺が護り伝えてきた至宝のうち、国宝・重要文化財など貴重な史料104件を通じ、平安時代から近世に至る醍醐寺の変遷を辿ったものです。醍醐寺の草創期に関わる品々から、仏像・仏画はもちろんのこと、豊臣秀吉が行った「醍醐の花見」の関連作品、また俵屋宗達作の重要文化財「扇面散図屏風」など、豪奢な近代美術も多数展観しました。中でも、重要文化財である「五大明王像」は、力強いその姿で、来場者を魅了しました。