ユニクロ・天神店 古着売り場を拡大

2025/11/10 (月) 16:30

大手アパレル企業、ユニクロが福岡市天神の店舗の古着売り場を拡げました。

松井陽子アナウンサー
「ユニクロ天神店では、古着コーナーが大きくリニューアル。これまで約500点から、1500点と3倍の品ぞろえ。アウターやフリースニットなど秋冬ものを中心に、状態のよいアイテムが並んでいます」

ユニクロが進める「UNIQLO古着プロジェクト」
服をできるだけ長く着て、最後は捨てずに再利用する循環型社会に向けた取り組みの一環です。商品はすべて、回収したユニクロの製品で、洗濯して検品し販売。価格は500円から4990円と手頃で、価格面と環境への配慮を売りにしています。

ユニクロ 古着プロジェクト 大高陽子さん
「物価高の中でより一層手に取りやすい価格になっています。いろいろな選択肢の中から選んでもらえるようになっていると思う」

古着を販売する店舗は東京と群馬、そして福岡と3店舗。福岡は古着を着こなす文化が浸透していると言います。

ユニクロ 古着プロジェクト 大高陽子さん
「福岡は古着店が多く若い人から40〜50代の人まで古着を買っていて海外の客もいるのでぴったりな街だと思い拡大しています」

一方で課題も。もともと新品の価格が安いため古着では利益が出にくく十分な量を集められるかが重要になります。

ユニクロ 古着プロジェクト 大高陽子さん
「着たあとの服をクローゼットにしまい込んでしまったり廃棄してしまう客も多いので、在庫の問題として客に協力してもらうことでより一層古着として販売できると思っています」

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