未来の主役 地球の子どもたち 2022年スペシャル I am. 私は私。私が私らしく生きるために。

番組内容

2022年のテーマは「I am.私は私。私が私らしく生きるために。」です。最近は多様性が尊重される社会に変化しつつあるものの、「私らしさ」を追い求めながら、他人と違うというだけで仲間はずれにされる経験をし、生きづらさを抱える子どもたちもいます。番組で伝えたいのは、「あなたはあなたでいい。あなたの人生だから、あなたらしく生きること。」葛藤しながらも、「私らしさ」をつかみ取ろうと新しい一歩を踏み出した子どもたちに出会いました。

マイナスをプラスに変えたい!高校生ベーシスト

番匠彩音さん(17歳)は、「アヤコノ」の名前で活動する高校生ベーシスト。華やかな舞台で演奏する彼女のこれまでは、自分との闘いでもありました。中学生の時、突然不登校になったアヤコノさん。不安と苦悩の中で出会ったベースギター。SNS上で活動を始め、去年の東京パラリンピックでは布袋寅泰さんと共演するまでに。自分のマイナスを誰かのプラスに変えようとする彼女が音楽に込める思いとは?

番匠彩音さん

夢は宮大工! 困難を乗り越えて修行の日々

小学生の時に見た「木組み」の模型に感動し、宮大工を目指す下田昊徳さん(16歳)。中学卒業後は全寮制の宮大工養成塾に入塾。現在は、三重県の寺の修復現場で修行を積んでいます。朝早くから夜遅くまで、一人前の宮大工を目指して奮闘する昊徳さんでしたが、父が病に倒れ、急きょ帰郷することに。様々なことを乗り越えて修復現場に戻ってきた昊徳さんの揺るがない思いとは?

下田昊徳さん

目標はパラリンピック 盲目スイマーの挑戦!

先天性の全盲で生まれた宮川珠和さん(14歳)は、盲学校ではなく普通学校に通い、他の子と同じように授業を受けます。持ち前の明るさとチャレンジ精神で目指すのは、水泳選手としてパラリンピックに出場すること。コロナ禍で練習時間が削られる中、春季記録会に向けて練習に励む珠和さんに密着。支えてくれた両親やコーチ、クラスメイトの期待を背負って全力で泳いだ結果は?

宮川珠和さん

広がる支援の輪! 生活困窮者に弁当を届ける少女

松尾栞奈さん(13歳)は、生活困窮者に弁当を配る活動を続けてきました。その支援の輪は広がり、同級生や地元商店にとどまらず、全国からも応援の物資が届くようになりました。番組では、栞奈さんたちの弁当配りをきっかけに、路上生活から社会復帰した男性との久しぶりの再会に密着。周囲の応援を力に、栞奈さんは新たな目標を立てます。

松尾栞奈さん

あの子どもたちは今・・・

過去の「未来の主役」の出演者には、去年の東京パラリンピックで夢を実現した子どもたちもいました!
そして、新たな夢に向かって努力を続ける子どもたちの今を紹介します!