2018年6月5日(火) 第23話

王子の治療を成功させ「必ず御医になる」と心に誓うドジに、有力者の娘との縁談が舞い込む。ユ医院では、失明はドルセのせいだとわかるが、彼は納得せず「母の治療に専念しろ」と他の病人を追い返す始末。必死で治療するジュンに、戻ってきたウィテは矛盾した指示を出す。それは、師の名に縛られていてはいけないという思いからだった。
悩んだ末にジュンはウィテに反した治療を施して、見事にドルセの母の目を治す。間もなく、イェジンは血を吐いて倒れているウィテを発見。彼は末期の胃がんだった。自分の死期を悟ったウィテはイェジンに「ジュンには話すな」と口止めし、ジュンにドジの部屋を与える。その後、イェジンが調合している薬を見たジュンは不審に思う。


2018年6月4日(月) 第22話

ウィテに診察を任されたジュンは県監の命を救い、その足でユ医院を訪ねる。するとウィテは「今から患者を診ろ」と言う。師匠に許され、二度と期待を裏切らないと誓ったジュンはさらに医院の仕事に励む。ジュンが戻りますます患者が増えるのを見て、母や妻も彼を助けようと医院で働く。その頃、漢陽ではドジの内医院での研修の日々が始まる。
献身的に治療にあたるジュンを助ける妻ダヒ。二人の仲睦まじい様子をイェジンが見つめていた。ウィテはジュンに医院を任せてサムジョク大師と旅に出る。内医院では、王に寵愛される恭嬪(コンビン)の幼い王子が発病し、一人残っていたドジが治療にあたる。同じ頃、ジュンのもとには以前治療したドルセが「母が失明した」と押しかけていた。


2018年6月1日(金) 第21話

落胆したジュンはなかなか家に戻らず母や妻の気を揉ませる。ドジは科挙合格者として意気揚々と戻ってくる。母はもちろん、厳しい父からも祝われて嬉しいドジだが、イェジンへの未練がまだ断ち切れない。やがて、県監がドジを祝いにやって来る。そこにジュンの医療行為を讃える内容の書状が届き、医院の雑用をしていたダヒはそれを知り感涙する。
ドジが病人を診ずに科挙を受けに行ったと知り、ウィテは彼を叱責。父の心がわからないドジは内医院に入るため母と共に家を出ていく。家に帰ってきたジュンのもとには評判を聞きつけた病人がつめかけるが「師匠がいる山陰(サヌム)では患者は診ない」と追い返す。だが、危篤の県監を診るよう強要され、仕方なく出向くとウィテがいて…。


2018年5月31日(木) 第20話

次々に訪れる村人たちを見て、月が出るまでという約束で診察したジュンは、ようやく解放され出発。漢陽に着いたドジはその頃、内医院の医官を接待し金塊を渡していた。ドルセは近道を教えると言ってジュンを自分の家に連れて行き、病気の母を診てほしいと懇願する。もう一刻の猶予もないと振り払うジュンだが、病人の容態のひどさに驚き、留まり治療を施す。
ジュンの必死の治療でドルセの母は持ち直す。ジュンに感激したドルセは馬を調達してくると言って出かけるが、間もなく役人が来て、馬泥棒の容疑でジュンも捕まってしまう。駆けつけた村人たちの嘆願で容疑が晴れたジュンは、県監からねぎらわれ馬を用意してもらう。必死で馬を飛ばすジュンだったが科挙には間に合わない。一方、ドジは合格する。


2018年5月30日(水) 第19話

大師の下で学んだジュンは内医院を受けるよう勧められる。ドジも父ウィテの指導で研鑽を積んでいた。科挙まであと10日という時になり、家に戻ったジュンは試験を受けると妻に告げる。そんな夫にダヒは今まで貯めた金を渡して送り出す。途中の宿屋でドジと同宿となったジュンは、歯痛で悩んでいるという下働きのドルセに治療を施してやる。
そんな中、ドジの医書の盗難騒動が起き、一段落すると今度は病人を診てほしいという村人が宿を訪れる。科挙があるからと皆が無視する中で、ジュンは往診に出かけていく。ジュンは「金より命が大事」と貧しい病人を診て薬を処方し感謝される。朝になり、科挙のために漢陽に発とうとしたところ、話を聞いた村人たちが診察を求めて押し寄せジュンを悩ませる。



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