時代は朝鮮王朝時代の末期。日本、清、ロシア、欧米列強が押し寄せてくる中、「文明開化」を推し進める王党派と既得権益にしがみつく「反動勢力」が争いを続けていた。

そんな中、王党派の学者たちが次々と呪殺されていく。その真相を追っていたユンガンの父親、妹も銃に倒れる。

そしてユンガンは謀略により謀反の罪に問われ、追われる立場に。そして、また銃弾がユンガンをとらえる・・・。

3年後、解放された朝鮮の港に日本人商人が降り立った。彼の名はハンゾウ。実はあの時、銃弾に倒れ、姿を消したユンガンの仮の姿だった。

ハンゾウの目的はただ一つ、父と妹の復讐だった。そんな中、ハンゾウはかつての恋人、スインと偶然、出会ってしまう・・・。


本文はここまでです。
本文を読み返す。ページトップへ戻る。上部メニューへ戻る。