琅琊榜(ろうやぼう)〜麒麟の才子、風雲起こす〜

INTRO

その嘘は、涙を誘う──
諸葛孔明を超える策士が巻き起こす信念の物語

番組紹介画像

ネット視聴数60億回超!
2015年中国最大のヒット作

全編にわたって伏線が張り巡らされた緻密なストーリー、手に汗握る迫力のアクション、義に溢れた男たちの情と絆を描き、中国で放送されるや大きな反響を呼び起こした2015年最高のヒット作。中国版エミー賞といわれる『2015年度國劇盛典』では、「影響力のあったドラマ賞」「最優秀男優賞」を始め、最多の10冠を獲得した神ドラマだ。インターネットでの反響もすさまじく、中国版Twitter「微博」ではドラマジャンルで過去最高となる226万回の検索数を記録、ネット放送の視聴数60億回超という驚異の数字をたたき出した。

観る者を虜にする、梅長蘇(ばいちょうそ)の
切なくも鮮やかな復讐劇

皇帝の座を巡る皇子たちの争いと梅長蘇の復讐が複雑に絡んだストーリーが圧巻。愛する者に身分を隠しながら大義に挑む姿は切なくも、敵の目を巧みに欺く梅長蘇の鮮やかな手並みには惚れ惚れとさせられる。その策士ぶりは、天才軍師・諸葛孔明をも超えるとも言われ、辛口で知られる中国のサイト・豆瓣で10点中9.3点という、国内ドラマ最高となる評価を引き出した。また、過酷な運命を背負った梅長蘇の生き様が大きな感動を呼び、「中国ドラマ最高のクオリティ作品」と絶賛された。

実力もルックスも抜群の中国イケメン時代到来!

個性溢れるキャラクターを見事に演じたイケメン俳優たちも大きな魅力の一つ。主人公の梅長蘇をカリスマ溢れる魅力で演じたフー・ゴーは、本作で熱狂的なファンを獲得し、2015年は「フー・ゴー イヤー」とも呼ばれた。また、正義感に溢れる靖王を演じたワン・カイ、少年護衛・飛流をキュートに演じたウー・レイも大ブレイク。長蘇と靖王の間に築かれていく信頼、主に向ける飛流の微笑ましい愛情など、彼らの間に流れる“情”にも惹きつけられる。

CAST

■ Character

  • 梅長蘇(ばいちょうそ)/蘇哲(そてつ)/林殊(りんしゅ)

    天下一の秘密結社・江左盟(江湖に生きる侠客組織)の宗主。“麒麟の才子”として名を馳せ、琅琊閣の「十大公子榜」1位にランクされている。その正体は、かつて赤焔軍を率いていた将軍・林燮 (りんしょう)の息子、林殊。赤焔軍が殲滅された時に生き残ったが、火寒毒に侵されて容貌が一変し、体も病弱になっている。冷静沈着で優れた頭脳を持ち、12年前に罪を着せられた林家の汚名をそそぐため、梁の都・金陵に舞い戻り、朝廷の権力争いに身を投じる。

    胡歌(フー・ゴー)

    1982年9月20日生まれ。上海出身。
    上海戲劇学院で演技を学び、2005年の主演ドラマ『仙劍奇侠伝』で一躍、注目を浴びる。2006年、『射G英雄伝<新版>』の撮影中に交通事故に遭い、顔面を大きく損傷するが、幾度かの大手術を受けてカムバックを果たした。
    『仙剣奇侠伝(2005)』『射G英雄伝〈新版〉(2008)』『ハッピーカラーズ 〜ぼくらの恋は進化系〜(2011)』『風中の縁(2014)』『偽装者(2015)』などに出演。

  • 穆霓凰(ぼくげいおう)

    雲南郡主。梁の南国境を守る大軍の統帥で武芸に優れる。父である雲南王が戦死した後、幼い弟が家督をつげるようになるまで穆王府を守ってきた。林殊とは幼馴染みで許嫁だった。梅長蘇が林殊ではないかと怪しみ、密かに長蘇を愛し支える。

    劉濤(リウ・タオ)

    1978年7月12日生まれ。江西省出身。
    『天龍八部 (2003年)』『白蛇伝 (2004年)』『ミーユエ 王朝を照らす月 (2015年)』などに出演。

  • 靖王(せいおう)

    第7皇子。琅琊閣「十大公子榜」3位。武力と知力を兼ね備えているが気難しい面を持つ。林殊の親友であり、赤焔事案の時に、林家と当時皇太子であった長兄・祁王(きおう)の潔白を訴えたため皇帝からうとまれる。梅長蘇の補佐を得て後継者争いに加わることを決意する。

    王凱(ワン・カイ)

    1982年8月18日生まれ。湖北省出身。
    『スターな彼(2010年)』『偽装者(2015年)』『記憶の森のシンデレラ〜STAY WITH ME〜(2016年)』などに出演。

  • 蒙摯(もうし)

    禁軍を統括する将軍。通称“禁軍大統領”。梁で一番の武芸の達人で、琅琊閣「十大高手榜」2位。正義感が強く朴訥とした性格で皇帝からも信頼されている。林殊の親友であり、一時期、赤焔軍に所属していた。長蘇の正体を知っており、陰から長蘇を支える。

    陳龍(チェン・ロン)

    1976年7月24日生まれ。上海出身。
    『侠骨丹心(2005年)』『楊家将伝記 兄弟たちの乱世(2006年)』『水滸伝(2011年)』などに出演。

  • 飛流(ひりゅう)

    梅長蘇の護衛で優れた武術の持ち主。常に長蘇につき従い、長蘇に襲い掛かる敵を華麗になぎ倒す。まだ幼いところがあり、大好きな長蘇以外の人物にはきわめて無愛想。自分より武芸に優れる蒙摯をライバル視している。

    呉磊(ウー・レイ)

    1999年12月26日生まれ。上海出身。
    『封神演義(2005年)』『女医明妃伝〜雪の日の誓い〜(2016)』『蒼穹の剣(2018年)』『覇剣〜五神の覚醒〜(2020年)』『銀河のような愛(2022年)』などに出演。

  • 梁皇帝(りょうこうてい)

    疑り深く冷酷非情な皇帝。皇太子と誉王の後継者争いに頭を痛める。12年前、赤焔軍の謀反を信じて軍の殲滅を命じ、謀反を主導したとして長男の祁王を自害させた。また、祁王の無実を訴えた靖王を冷遇するようになる。

    丁勇岱(ディン・ヨンダイ)

    1958年10月27日生まれ
    『復讐の春秋-臥薪嘗胆-(2007年)』『王朝の謀略 周新と10の怪事件(2014)』などに出演。

  • 誉王(よおう)

    第5皇子。養母である言皇后の協力を得て、皇太子派と激しい後継者争いを繰り広げる。梅長蘇が味方になったと信じ、長蘇の指示に従って皇太子派を追い込む。教養があり頭もよいが、やや自信過剰。配下を切り捨てる冷酷さも持つ。

    黄維徳(ビクター・ホァン)

    1971年10月21日生まれ
    『クィーンズ 長安、後宮の乱(2008年)』『三国志 Three Kingdoms(2010年)』『開封府〜北宋を包む青い天〜(2017年)』などに出演。

CHART

STORY

あらすじ

南北朝時代を模した架空の国・梁。都では皇太子と第5皇子・誉王(よおう)との後継者争いが激しさを増していた。そんな中、2人は情報組織「琅琊閣」から“麒麟の才子を得た者が天下を得る”という情報を手に入れる。その麒麟の才子とは、江左盟の宗主・梅長蘇(ばいちょうそ)のことだった。両者は早速、梅長蘇の獲得に乗り出すが、梅長蘇は蘇哲(そてつ)と名を変え、都に潜入していた。梅長蘇は実は、12年前に謀反の罪で壊滅させられた赤焔軍の生き残り、林殊(りんしゅ)だった。猛毒に侵され以前とは違う容貌となった林殊は、軍を罠に嵌めた者たちへの復讐を果たそうと都に舞い戻ったのだ。一方、南の国境を守る雲南公主・穆霓凰(ぼく・げいおう)は、梅長蘇の中にかつて許嫁だった林殊の面影を見出し、惹かれていく。梅長蘇もまた霓凰への想いに胸を痛めるのだった。やがて誉王の謀士となった梅長蘇は誉王を巧みに操り、皇太子派と誉王派の勢力を削いでいく。そして、君主の器量を持つ第7皇子・靖王(せいおう)を後継者の座に就けるべく動き出すのだった。

STAFF

監督

コン・シェン、リー・シュエ

原作・脚本

ハイ・イェン

制作

2015年/中国/日本語字幕放送/全54話

テレQモール ドラマ・番組グッズDVD