粛宗の側室。賤民として生まれたが、仕立ての才能を生かして自立し、最高の服作りを目指す。世子時代の粛宗(イ・スン)と運命的に出会い、寵愛を独占するが、叔父チャン・ヒョンと朝廷の権力者ミン・ユジュンの権力闘争に巻き込まれ、自らも次第に権力の虜になっていく。


朝鮮第19代王。西人派に朝廷を牛耳られ、身動きの取れない先王の姿を見て育ったため、強い王権を目指す。政略結婚したイニョン王后には関心を示さず、ひたすらオクチョンを寵愛するが、西人派の狡猾な罠によって、オクチョンを窮地に追い込むことになる。


粛宗の妃。ミン・ユジュンの娘。気位が高く、オクチョンの作った男を誘う服を軽蔑する。王の寵愛を受けられず、王室のなかで寂しく暮らしながらも、名家出身の気品を保って粛宗を支える。想いをそのままぶつけるオクチョンを蔑みつつうらやんでいる。


オクチョンの仕立ての才能を見出した恩人、カン氏夫人の息子。幼なじみのオクチョンに想いを寄せていたが、母の死後、行方不明になってしまう。その後、大富豪となって戻ると、自分から母やオクチョンを奪ったものへ復讐しようとする。


イニョンの下働きとして、仕立て屋時代のオクチョンと遭遇。「あなたのようになってみせる」とオクチョンに迫る。ヒョン・チスの後ろ盾によって粛宗を誘惑し、オクチョンを失脚させようとする。


オクチョンの叔父。権力の座を目指して朝廷の最高権力者ミン・ユジュンに接近するが、こっぴどく足蹴にされる。以来、ミン・ユジュンへの憎しみを募らせ、オクチョンを利用して復讐の機会を狙う。


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