2016年2月26日 放送
マニア厳選!“脱とんこつ”ラーメンランキング
圧倒的な食べ歩きデータを誇るラーメンライターや麺ブロガーら5人が、
ラーメン王国・福岡で存在感を増す、ウワサの“脱とんこつ”ラーメンをランキングしました。
直球ど真ん中のとんこつ味に飽きたあなたに是非おすすめの5軒です!
JON PAN(ジョンパン)
住所 : 福岡市中央区薬院4丁目2-12
TEL : 092-521-7771
営業時間:20:00〜翌4:00(L.O.3:00)
定休日:水曜日
福岡市の地下鉄薬院大通り駅から
歩いて5分、高宮通り沿いに佇む看板のない店。
ここはかつての人気ラーメン店
「元次(げんじ)」のオーナーが、メニュー・
装いとも一新して始めた“麺Bar"だ。
メニューには「醤油そば(750円・税別)」や、
かつおダシに季節の野菜や豚・鶏2種類の
チャーシューを添えた
「ボニートヌードル(850円)」など、端正で
手の込んだ魚介ベースのラーメンが並ぶ。
中でもマニアの噂になっているのが、
大量の煮干しでとった濃厚どろどろスープの
「ニボ神(ニボゴッド)980円」だ。
東京で流行中の煮干しラーメンを
突き詰め(過ぎ?)た強烈な一杯!
「ライトな煮干し好き程度では、
確実に撃墜されるレベル
(ラーメンブロガー・みおせるさん談)」。
まずは醤油系のラインナップから味わうのがオススメかも。
お酒のつまみも高い評価を得た。
札幌ラーメン 麺屋 玄
住所 : 北九州市小倉北区江南町7-1
TEL : 093-922-7511
営業時間:11:00〜15:30
17:00〜20:00
定休日:月曜日(不定休あり)
北九州生まれの中川雄一さんご夫妻が営む
2014年オープンの店。
中川さんはサラリーマン時代、札幌の名店
「彩未(さいみ)」で食べた味噌ラーメンに
衝撃を受け入門を決意。脱サラして家族と
札幌に移り住み、腕を磨いたという経歴の持ち主。
みごと免許皆伝となった噂の
「味噌ら〜めん(700円・税込み)」は、
札幌と信州の味噌をブレンドし
焼きをいれた薫り高いスープが特長。
具は白ネギにあぶりチャーシュー、
アクセントのおろし生姜などなど。ミンチともやしは別々に炒めて食感や風味を
最大限に引き出すなど、計算された丁寧な
仕事ぶりが光る。
醤油や塩味も試して損なし!の実力店だ。
博多担々麺 とり田
住所 : 福岡市博多区美野島1-4-1
TEL :092-441-0927
営業時間:11:30〜14:00
18:00〜24:00
定休日:水曜日
水炊き専門店の新星「とり田」のスープで作る
「とり田特製坦々麺(950円・税込み)が話題の超人気店。
鶏のから揚げも量り売りする店の奥は、
水炊き用のスープを作る
キッチンも兼ねていて、専門の職人が9時間かけて煮込み作業を行っている。
巨大な寸胴の中には、九州産の朝びき鶏が
数十羽。コラーゲンたっぷりのスープを
ゴマだれとあわせ、唐辛子と花山椒の入った特製ラー油を加えれば、上品かつコクのある
坦々麺が完成。辛さもお好みで調整して
もらえる。女性一人でも入りやすい
スタイリッシュな店内も人気の理由のひとつだ。
麺や 兼虎
住所 : 福岡市中央区赤坂1‐1‐18‐1F
TEL:092-726-6700
営業時間:(月〜金)11:00〜15:30
18:00〜21:30
(土日祝)11:00〜16:00
定休日:火曜日
場所は福岡市中央区の赤坂郵便局から
徒歩1分。
代表の益成兼太郎さんが、東京の名店「井の庄」から
受け継いだ関東系の辛いつけ麺が評判の店。
看板メニュー「辛辛つけ麺(870円・税込み)」のつけだれは、
とんこつとサバ・カツオのだしを合わせた
魚介とんこつがベース。
赤トウガラシと魚粉の下には分厚い
チャーシューが
ゴロゴロ隠れていて
食べ応え十分!
「三河屋製麺」製の太い麺をスープに絡めて一気に平らげたい一杯だ。
なお、お店では小ごはん(50円)に
スープの滲みたチャーシューをのせる人気の裏ワザを、
密かにOTR(オン・ザ・ライス)と
呼んでいるとか。
支那そば やっちゃんち
住所 : 福岡市中央区清川3-12-1
TEL:非公開
営業時間:7:00〜15:30(ランチ11:00〜)
定休日:水・木曜日
なんと早朝7時に開店する喜多方ラーメンの店。
喜多方ラーメン発祥の地・福島では
この「朝ラー」はごく普通の食習慣。
その秘密は、中太のちぢれ麺を、豚の
げんこつと鶏ガラからとった澄んだスープと
いただくサッパリ味にある。
ちなみに「やっちゃんち」では、チャーシューや
煮卵にうまみ調味料を一切使わず、
自家製の醤油麹だけで味付けしているというのも心憎いポイントだ。
東日本大震災で被災し、4年前に福岡に移り住んだという
大将の森候典さんは、念願のこの店で、
故郷の味を広めたいと日々奮闘中。
端正な味、珍しい営業スタイルと
相まってファンを増やし続けている。