店舗紹介

2011年7月9日

ヘルメット潜水

大分県国東市国東町岩屋310 地図>>
【問い合わせ】0978-72-1381 本業はウエットスーツの製造・販売。
マリンスポーツが下火になってきたことから
本業だけでは立ち行かなくなり、思い立ったのが
ウエットスーツの生地を使った新製品の開発への業務拡大。
今年で設立29年。
ウエットスーツの特徴を知り尽くした企業だからこそ
成しえた製品は…?

●「やわらか湯たんぽ」
容器づくりがきっかけ…
客のマリンショップのオーナーから
「冬場にシャワー代わりのお湯を入れる容器はできないか」と
打診があり、ウエットスーツ地で容器を製造。
断熱性、防水性に優れ、軽い性質を持った生地のため、
保温性のある容器づくりに成功。
社長は時同じくして「湯たんぽ」ブームを聞きつけ、
ウエットスーツ地で「湯たんぽ」作りをひらめいた。

●課題は「接着、湯の注ぎ口」
今までにない新製品の開発には苦労や課題が山積だった。
熱湯を入れてもはがれない熱に強い接着剤の必要性や
湯たんぽのための湯の注入口の製造など…
ウエットスーツの材質には強い社長も
こればかりは他企業と連携した。

●全て手作り、工場(会社も)は廃校となった中学校
ウエット生地のカットから始まり、張り合わせまで
商品は全て手作り。
しかも会社は、なんと廃校となった中学校の跡地を利用。
建物は学校そのままを利用している。

●冬場の保温グッズから「健康グッズ」としての湯たんぽへ
冷え性対策として女性に見直されるようになってきた「湯たんぽ」
健康グッズとして従来の四角く平べったいものから進化。
長靴のように履けるものやクッション型など。
様々なバリエーションを開発し売り上げもアップ。
⇒料理研究、生活用品を企画している、
バーバラ寺岡さん監修の商品を開発。
肩にかけられるタイプやひざ掛けにもなるタイプで、
空気を入れてエア枕にもなるというもの。
IKKOさんや勝間和代さんなど、女性芸能人からも
冷え性対策や血流をよくする美容商品として注目を集める。

●夏場の節電対策にも…
冷やして使える不凍ジェル入りのタイプも発売し
これからの季節の夏の節電冷却対策にも使える商品を展開。
東日本大震災の時には被災地で使えるようにと
ウエットスーツ生地を福島県の避難所に寄付。
体育館など硬いフローリングの床に敷いて
冷たさをしのいでもらおうという想いから
縦1.2メートル、横2.1メートルの生地550枚を送った。


<企業データ>
1982年設立。
社員数13人。年商約1億円



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