2011年10月15日
ブックスキューブリック
工夫がいっぱい!個性派書店。小さいからこそできる丁寧な本選びとフットワークの軽さが武器に。
10年前、街の小さな本屋さんとして、けやき通りにオープン。
閉店していく書店が多い中、ブックスキューブリックは
固定ファンを多く獲得し、現在2店舗。
本のイベントも積極的に取り組むなど、本を売るだけでなく
文化発信地としての書店の可能性を広げている。
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○どんな所に工夫??
@全て自分で選ぶ・・・
小さな書店は普通、卸し業者が各種の本を取り揃えて配送する
「セット」に頼ることが多い。
でも、ブックス・キューブリックでは、店頭に並ぶ本は全て
必ずオーナーが自ら選ぶ。
これから出る本を毎週チェックして仕入れる。
固定客がついているので、お客さんの顔を思い出して
入れることも多い。
⇒こうすることで、お店全体に統一感が出て固定客がついた
A漫画は置かない
大人がゆっくり楽しめる本屋にしたかったので、漫画は置かない。
B素早く仕入れる
普通は本の注文を受けてから実際に届くまで1〜2週間かかるが、
ブックスキューブリックでは基本的には3〜4日で仕入れる。
文化発信としての書店の可能性
・2号店の箱崎店…ギャラリーを設け、写真展や講演会を開く
・ブックオカ主催…
書店は、いい本と読者を出会わせる“お見合い産業”と考え、
古本市や作家を招いた講演会などを開催