2012年8月25日
エス・ジー・シー佐賀航空株式会社
佐賀県佐賀市川副町大字犬井道9476番地188
【‘世界一小さな航空会社’
…空の魅力を一人でも多くに伝えたい】
事業の母体は、樺山運送(佐賀市、昭和38年創業)。
創業者の中山社長は幼い頃からずっと、飛行機への憧れを
持っていたが、それが実現したのは60歳になってから。
経営を息子に引き継ぎ、ようやくヘリコプターの
自家用操縦免許を取得。
空を飛ぶことの素晴らしさを味わったが、
反面、敷居の高い趣味であることも実感。
その魅力を多くの人に味わってもらいたい、
そしてパイロットになるための道筋をより多くの人に開放したい、
との思いから、‘世界一小さな航空会社’を作ろうと一念発起。
各方面からの要望もあり、現在の規模に成長。
遊覧飛行、操縦訓練、行政依頼
(農薬散布、海洋パトロール)等を手掛ける。
【遊覧飛行と飛行クラブ…間口は限りなく広く】
佐賀航空は、遊覧飛行では九州最大規模を誇る。
(エリア:阿蘇、ハウステンボス、関門海峡、北九州空港、
佐賀空港、呼子)
遊覧飛行を取り入れたいという地域や企業からの声に
一つ一つ柔軟に対応してきた。
一般の人が普段なかなか見る機会のない空からの景観を、
多くの人が楽しめるようになった。
さらに、自家用ライセンス取得者に向けて
「佐賀航空飛行クラブ」を設け、
自分で飛行機を持っていない人でも
予約制で当社保有のセスナ機を操縦することができる。
なるべく多くの人が利用できるようにと、
出来る限りの低価格料金で提供している。
(年会費12000円。フライト1時間31500円)
現在会員は5名。
一人で自由に大空散歩や、友人や家族を乗せての
空のドライブを楽しんでいる。
【パイロットライセンス取得…全国屈指の訓練システム】
一般的に費用が高額と言われるパイロットへの道。
佐賀航空での訓練では、費用の分割払いシステムや
自分のペースと予定で訓練ができるよう、
時間ごとのチケット制など、他では見られない
利用者側に立った制度が。
パイロットになりたくてもなれないという人の想いを
すくいあげようとする、当社の一貫した事業方針が
随所で見られる。
佐賀は全国的には最も気流が安定した地域の一つでもあり、
地の利、サービス面の両方で、国内有数の訓練環境を
目指している。
訓練生は東京、大阪など、全国から訪れている。