店舗紹介

2013年1月26日

店なき場所ににぎわいを!〜沸騰する移動販売マーケット〜


店舗を構えるより割安で起業できるという「移動販売」。
イベントやお祭り会場でお世話になりつつも、
意外と知らない移動販売のアレコレ。
どこでも売っていいの?
販売車はどうやって作る?? 
そもそも、儲かるの???などなど、
移動販売の仕組みをクローズアップ! 

一方、店がなくなった被災地域への支援や買い物弱者の救済等
「移動販売」がもつ社会包摂の可能性にも注目します。


≪NPO法人ネオスタイル福岡≫
【団体戦の‘ブランド力’が、 売れる方程式を確立】
8年程前の移動販売ブーム。
中には違法行為やマナーなき販売を行う者も。
個人個人で取り組む移動販売を組織化し、
‘正統派移動販売’をブランドとして掲げたいと生まれたのが、
NPO法人「ネオスタイル福岡」。
2006年に立ち上げ現在総勢17名。
うち15名が自ら移動販売を行うオーナー。
会の規則では、食品衛生責任者、保健所許可などの資格を
有した者しか在籍できず、‘安心して依頼できる’と、
イベント会社等からの信頼も厚い。
会員の中には自らが移動販売車の製造会社を営む人も。
月1回の定例会議で上がったオーナーたちの意見を
車の製造にフィードバック。
「お客目線を大事にした、
    どこよりもこだわった移動販売車を作る!」と意気込む。
実は、起業した7割以上が1年以内に廃業すると言われる
移動販売車。
ネオスタイル福岡の会員の知恵と工夫の結集が、
確実に売れる移動販売ノウハウを確立しつつある。
そのヒミツとは・・・。

■住所:遠賀郡遠賀町鬼津1687-1(「Auto Garage Love4」 内)
■電話: 093-291-5110 


≪北九州フードデザート協議会(北九州オアシスマーケット)≫
【来ない・来れない客のもとへ ‘市場が移動’】
創業106年の鮮魚「吉勝」。
旦過市場で最も古くから営業を続けている老舗であり、
旦過の代表的存在。
4代目代表の中村さんは、
高齢化とともに客足が減り続ける状況を打破しようと
新戦略を模索。
「待っているだけでなく売りに出向こう!」と移動販売の構想を。
北九州大学や地元商工会議所と連携し、
ソーシャルビジネスとして取り組む市民団体
「北九州フードデザート協議会」を設立。
スーパーマーケットの撤退や過疎化などで生じた
‘買い物弱者地域’への救済活動にもなると、
「移動市場」と称し1〜2週間に一度、
市営団地や老人養護ホームを訪れ、鮮魚、肉、などを販売。
高齢者がほとんどであるお客からは、「旦過が来た!」と大好評。
当の中村さんも、「必ず売れる場所」と、
売り上げの見通しが立てやすく手応えを。
2か月に1度程度で開催される「オアシスマーケット」は、
生鮮食品以外のスイーツ店や日用品店なども出店し、
大学生ボランティアも参加。
市内で、まだ行けていない買物弱者地域開拓にと、
地域自治会への説明が続く。

■住所:北九州市小倉北区魚町4-2-17(旦過市場 「吉勝」 内)
■電話:093-521-0312



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