2015年10月3日
介護ベッドに価格革命！
「選択と集中」で驚異のＶ字回復
参入障壁の高い介護ベッド業界。
創業わずか２３年で国内出荷台数第２位のシェアを
誇るまでに成長し、今年３月上場を果たした企業が
福岡県にある。
株式会社プラッツだ。
２３年前、介護用ベッドの相場は約３０万円。
そこでプラッツは１０万円を切る価格で
介護用ベッドを売り出したところ
これが何と１０万台の大ヒット。
業績は順調に伸びていた。
ところが2006年の介護保険制度の改正で一転、
倒産の危機を迎えた。
危機を乗り越えるためにとった手段は選択と集中。
介護用ベッド一本に業態を絞り、
高機能、高品質、低価格の介護用ベッドを新たに開発。
これが成功し業績はＶ字回復。
今年３月に東証マザーズと福証Ｑボードに
同時上場を果たした。
さらに国内だけにとどまらず、
今後本格的な高齢化社会を迎える中国市場を見据えている。
プラッツはいかにして危機を乗り切ったのか、
今後の戦略とは。
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