2015年10月24日
セレクトショップで人気上昇中!
“ムーンスター”ブランドイメージ大変身
久留米に本社を置く靴製造業界のリーディングカンパニー
“ムーンスター”。
以前の社名は“月星”と言えば、
思い当たることがある方も多いはず。
「通学用の白いスニーカーや校内の上履き用
シューズを履いていた」ことを思い出すのでは…。
今でも、こういった学生靴が年商の3割以上を占めている。
ところが、2年前のロゴ変更から、新たな動きが出てきた。
これまで、キッズ中心で来た販売から10代から20代のユースにターゲットを拡大し始めたのである。
主な商品はキャンバス地のスニーカー。
しかも、「MADE IN KURUME」を名乗っての戦略である。
もともと、140年の歴史のある”ムーンスター”は
大正時代に既にキャンバス地のスニーカー製造を
始めていたのだ。
その製法は「ヴァルカナイズ製法」と呼ばれるもので、
手作り要素の多いもの。
全国でも珍しいこだわりの製法である。
今回は、そのユニークな製法と新しい路線に
チャレンジする、“ムーンスター”を紹介する。