2015年11月14日
〜進化する博物館
「きゅーはく」はわくわくパーク〜
2005年の開館以来、約1300万人を集客した
九州国立博物館。
その人気の秘密は、他の博物館にはない
九博独自の取り組みにある。
博物館の展示は、1年中開催されている常設展と、
目玉ともいえる特別展がある。
客が殺到するのはこの特別展。
現在、開館10周年記念特別展として開催中の
「美の国日本」も、正倉院の宝物が展示され、
九州ばかりか全国から客が訪れている。
しかし、博物館にとっての生命線は常設展。
九州国立博物館ではこの常設展(文化交流展)を
年間300回入れ替えるなどして、集客を図っている。
他にも、館内にあるアジア各国のオモチャなどを
無料体験できる「あじっぱ」、
収蔵庫や修復場を見学できる(他の博物館ではありえない)
バックヤードツアーなど、
九博のオリジナリティーは尽きない。
今回は、“客を楽しませるため”に進化する
九州国立博物館を紹介する。