![]() ![]() 第123回(10年5月8日OA)
「長崎県平戸市」村野武範
「福岡県宮若市」寿一実
今回は俳優の村野武範さんが長崎県平戸市を、おなじみ寿一実さんが福岡県宮若市を訪ね人情に富んだ出会い旅を楽しみました。
【第一部 長崎県平戸市 旅人:村野武範】 長崎県の北西部に位置し、かつて海外との交易で栄えた城下町・平戸市。このまちで、まず村野さんが出会ったのは老舗食堂を切り盛りする親子。人気メニューはチャンポン。県外から食べに訪れる人も多いそうで、88歳の母親が現役で腕をふるっていました。こだわりの味に感動した村野さん、親子の絆を感じました。 続いて村野さんは農業を営む71歳の男性と出会いました。この男性は平戸で初めてアスパラガスを栽培したアスパラガス作りの名人。また男性は年間で80種類以上の野菜を手塩にかけて育てています。「農業はあらゆる仕事のなかで一番大切な仕事」。こう話す男性に、村野さんは農業に誇りを持つ男の心意気を感じました。 このほか村野さんは、武家屋敷を守り続ける人たちやダチョウでまちおこしを目指す男性、それにたこ焼き自慢の夫婦に出会いました。平戸をこよなく愛する人たちとの温かな出会い。村野さんは身も心も癒やされた様子でした。 訪問先のご案内
福岡市と北九州市のほぼ中間に位置する宮若市。旧若宮町と旧宮田町が合併して誕生した新たな市で、寿さんがまず出会ったのは何と「火渡り神事」!?奈良時代に開かれたとされる寺で寿さんも火渡りを体験!! 続いて寿さんは、昭和27年創業の老舗旅館の女将と出会いました。女将は旅館業のほかにも別の「顔」があり、それが人形劇の劇団員。女将について旅館に行ってみると近所の人たちなどが野菜で人形を作っていました。「食べ物の大切さを子どもたちに知って欲しい」。こう考えた女将は主婦の仲間と「野菜人形劇」を開始。今では小学校などで上演しているそうで、寿も飛び入りで劇に参加させてもらいました。子どもたちも大喜び!食べ物のありがたさを改めて感じました。 このほか寿さんは、宮若名物「追い出し猫」を作り続ける人たちや農業に懸ける若い夫婦らに出会いました。今回の旅で出会った人は地元に愛着をもつ人ばかり、宮若市の隠れた魅力を再発見した旅になりました。 訪問先のご案内
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