![]() ![]() 第146回(11年5月21日OA)
≪一部≫「鹿児島県・種子島」 苅谷俊介
≪二部≫「福岡県八女市」 寿一実 俳優の苅谷俊介さんが、歴史と未来が共存する島、鹿児島県種子島を訪ねました。また、寿一実さんは、白壁の町やが風情あふれる町、福岡県八女市福島地区を訪ねました。
【第一部 鹿児島県種子島 旅人:苅谷俊介】 今回の旅は種子島唯一の武家屋敷「月窓亭」から始まりました。港では一本釣りで釣り上げた巨大ミズイカを堪能。また、お年寄りに喜んでいただきたいと始めた男性主体の「フラダンス」をみせてもらいました。畑ではサトウキビの収穫を手伝い、時代とともに消えつつある伝統の黒糖づくりを見学、そこには島ならではの助け合いの心「結い(ゆい)」が存在していました。日本一早いと言われる田植え体験や、新茶なども堪能。更に、種子島宇宙センターでは、世界一美しいと言われる発射台なども見学。 そして、今回の旅でどうしても会いたい女性と数年ぶりの対面。涙と苦悩、そこには苅谷さんの人柄が垣間見られる場面も・・・ 今回の旅で、人間にとって一番大切な「結い(ゆい)」という助け合いの気持ちを改めて感じた旅となりました・・・。 訪問先のご案内
福島地区は、白壁の町家が風情あふれる町。町並みの一角にある昔ながらの駄菓子屋さんに入ってみると、そこは懐かしい思い出の世界がありました。そうしたお店が当たり前のようにある八女市の福島地区。 そんな中で町家の修復をしている建築デザイナーと出会いました。伝統を生かしながら、町を元気にしようと日々頑張っている姿に寿さんも元気をいただきました。そして、再生した町家に住み、これからの地域を担っていく新しい住民のみなさまに話を伺い、町家の魅力を再認識しました。 また古くからここに住み、この町の良さを知ってもらいたいとボランティアガイドの方との楽しい散策。さらに、八女の伝統工芸のひとつ盆提灯の絵付師の夫婦とのふれあいなど。静かで古い町並みの中に息づく人々の力強さと温かい人情に、元気と勇気をもらった寿さんでした。 訪問先のご案内
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