![]() ![]() 第160回(11年12月3日OA)
≪第1部≫大分県竹田市 目黒祐樹
≪第2部≫福岡県田川郡川崎町 寿一実 今回は、俳優の目黒祐樹さんが大分県竹田市を、おなじみ寿一実さんが福岡県田川郡川崎町を訪ねました。
【第一部 大分県竹田市 旅人:目黒祐樹】 大分県南西部に位置し、山々から湧き出る名水や岡藩の城下町として知られる竹田市。6年ほど前に竹田市と合併した荻町は日本でも有数のトマトの産地。出荷に適しない完熟トマトをつかって加工品をつくる女性グループに出会いました。絶品のトマトで作った、ケチャップやジュースに目黒さんも大満足でした。 その後、竹田の郷土品「竹田田楽火鉢」を復元させた研究会を訪ねます。江戸時代から伝わる田楽火鉢づくり目黒さんも絵付体験を行い田楽料理もごちそうになりました。 また、旧宮砥(みやど)小学校跡で、大阪から移住してきた夫婦が営んでいる、はた織りと陶芸の体験工房を訪ねました。竹田市の自然の良さや近隣に住む方々の人情、人々に助けられ、楽しみながら体験教室を行っているお二人にエールを贈りました。 この他、爽やかな香りに誘われ、サフラン摘みの作業をしているご夫婦、また、タマゴの殻を使ってかぐや姫やお姫様を表現する竹田の伝統の郷土民芸品「竹田玉子人形」をつくる方にお話を聞きました。 世界でも類を見ない炭酸濃度の高さとその効能で知られる「長湯温泉」では、長湯温泉を盛り上げようと、旅館の板前さんたちが集まって名物料理を開発中でした。板前さんオリジナルの「ドレッシング」「ヤマメの押し寿司」「特製の肉まん」など…全てに板前さんの愛情こもった味を堪能しました。 今回の竹田の旅では、みんなが元気に前向きに活動しているという姿があり、また、地元愛がとても感じられる素晴らしい旅となりました。 訪問先のご案内
福岡県の中央部に位置する田川郡川崎町。かつては炭鉱が町の経済を支えていました。まず寿さんが訪れたのは室町時代に活躍した水墨画家であり禅僧の雪舟が造園したといわれる庭。人を癒しの空間に誘う庭園を代々守り続けいている家族にお話を伺いました。 散策を始めた寿さん。家族・3姉妹で一緒に野菜を収穫している方々と出会います。収穫をお手伝いした寿さん、昼食に呼んでもらえることに。120年もののぬか床で漬けたおいしいぬか漬けや田舎料理などをごちそうになりました。 この他、趣味で竹細工を作っているというご主人と出会い、作品を見せてもらうためご自宅の中へおじゃましました。たくさんの作品をみせていただき、寿さんも竹とんぼ作りに挑戦しました。驚いたことに、なんと一度ご主人と寿さんは出会ったことがあったという事実が・・・?!思わぬ再会に感動と人の縁を感じた瞬間でした。 また、川崎町で初めて梨を作り始めたという方との出会い。農園ではご夫婦を支える仲間と共に川崎梨の普及に日々努力している話に感銘しました。 麺好きの寿さん、川崎町で地元の方がよくいくというラーメン店があると聞き早速お店へ。店長さんと話をしていると実は店長さん趣味でコーラスを、しかもドイツ語で歌っていると聞き練習場へ・・・年齢性別に関係なくたくさんの人たちが、第9をドイツ語で真剣に歌っていました。歌う事の喜び、歌う事が元気の源となるという方が多く、寿さんも歌声と共に多くの元気をいただきました。 今回の川崎町の旅では、地域のみなさんがイキイキしている姿に感銘を受けました。また、好きな事を楽しみながら、無駄のない時間を送るひとたち・・・自分の楽しみを見つけることが大事なんだと改めて感じる寿さんの旅でした。 訪問先のご案内
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