![]() ![]() 第172回(12年6月9日OA)
≪1部≫福岡県糸島市 寿一実
≪2部≫佐賀県嬉野市 辺見マリ
【第一部 福岡県糸島市 旅人:寿一実】
初夏を感じる季節、糸島の観光地「白糸の滝」から寿一実さんの旅がスタート。ヤマメ釣りが解禁、寿さんも早速釣りに挑戦! 釣ったヤマメは塩焼きでいただきました。 最初に出会った糸島の有名人は、いろんな経歴を経て現在は造園業を営みながら、喜劇役者として活躍している方。近くの老人ホームでの舞台に寿さんも出させてもらい、たくさんの笑顔をいただきました。 糸島市で唯一の前原中央商店街。この商店街には長田(おさだ)の名前がつくお店が数多くある。真相を確かめるため、履物店を訪ねることに・・・商店街の誰もが認めるおしどり夫婦。アツアツなご夫婦のノロケ話を聞きながら、ご主人に商店街を案内してもらいました。今と昔の商店街の移り変わり、これからの商店街など、常に前向きな姿に心うたれた寿さんでした。 その他、元銀行員で4年前に自然農法を行う農家に転職した方や、地元でも有名な具材をバイキング形式で楽しめるうどん店を尋ねました。地下102メートルから汲み上げられる地下水で作るうどんのお味に麺通の寿さんの評価は? また、彫刻家の旦那さんと文字デザイナーの奥さんが作る、夫婦合作の木彫り印鑑のお店。お客さんのインスピレーションでデザインを決めるのは奥様、それをご主人が彫るという、夫婦の共同作業。木彫り印鑑に込める思いなど、お二人の暖かさを感じた寿さんでした。 糸島で生きる人たちのキラキラと光る瞳、いつも前向きに生きる姿に感動した寿一実さんでした・・・。 訪問先のご案内
旅の舞台は湯のまち佐賀県嬉野。まずは温泉街から辺見マリさんの旅がスタート。大正時代から町を見守ってきた老舗の理髪店へお邪魔すると、一家でお茶を栽培し、それをお客にも提供しているというご夫婦が登場。仲睦まじいお2人からは温泉街ならではの昔話を伺いました。 さらに近くの旅館では、美肌の湯と名高い温泉に嬉野茶を入れて楽むという一風変わった趣向の露天風呂で疲れを癒しました。 続いて、茶畑が広がる眺めのいい丘陵地を歩いていた辺見さんは、バードウォッチング中の男性と出会いました。観察歴40年という男性は、小中学校を訪れては子どもたちを野鳥観察会へ連れて行ったり、巣箱づくりを教えたりと、自然の大切さを伝えていました。さらに男性のもう一つの趣味は陶芸。嬉野市東部の塩田町にある志田焼の里博物館で、ガイドと焼き物づくりの指導もしていました。辺見さんは教わりながらランプシェードを作りに挑戦しました。 塩田町では、古くから伝わる郷土料理を研究する主婦の会の皆さんと出会いました。皆さんは、自ら野菜を作って持ち寄り、自分たちでアレンジも加えながら、伝統の味を次の世代へと伝えていました。 また、家族7人で酪農業を営む「ナカシマファーム」で、辺見さんは乳搾りや世話など、牛の飼育体験に挑戦しました。採れた牛乳で作ったチーズ料理に舌鼓を打ちながら、食の大切さと家族の絆に深く感動しました。 佐賀県嬉野市で生き生きと暮らす人々に出会うことができた辺見さん、大満足の旅でした。 訪問先のご案内
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