![]() ![]() 第176回(12年8月25日OA)
≪1部≫長崎県雲仙市 寿一実
≪2部≫福岡県宗像市 鶴久政治 おなじみ寿一実さんは長崎県雲仙市へ、また福岡県久留米市出身のミュージシャン、鶴久政治さんは福岡県宗像市を旅しました。
【第一部 長崎県雲仙市 旅人:寿一実】 2005年に7町が合併して誕生した長崎県雲仙市。島原半島西部に位置する人口約4万6千人の町です。まずは、島原半島の息災を願って建てられたという大天狗像を発見!今回の旅の安全を祈願し、寿さんの旅が始まりました。 続いて雲仙市の北部に位置する国見町を散策。農業が盛んなこちらでは、夏野菜のゴーヤを栽培しているご家族と出会いました。ご自宅では、奥さまお手製のゴーヤ料理も頂き、夏の味覚を堪能している中、ご主人を訪ねて仲間たちが集まってきました。 実はご主人、国見町の神代楠高(こうじろ・くすだか)地区だけに伝わる「鳥刺し踊り」の保存会代表でもあったのです。鳥刺し踊りとは、裸に九尺の赤ふんどし姿で、一瞬で鳥を刺しとる名人芸をユーモラスに表現した伝統芸能。寿さん…ふんどし姿に戸惑いながらも、250年続く伝統の奥深さを肌で感じました。 続いては、千々石海岸を散策中、漂流物を拾ってアクセサリーなどを作っている人たちに出会います。寿さんも拾った陶器でペンダント作りを体験!「ただのゴミではない!宝が眠っている海だ」というご主人の言葉に感動しました。 他にも、じゃがいもの産地で名物コロッケを作る家族や、温泉街を盛り上げようと立ち上がった元気な女性グループなど、ふるさとを愛する気持ちをエネルギーに変えて頑張る人たちとの出会いがありました。 訪問先のご案内
久留米市出身で元チェッカーズ。ミュージシャンで音楽プロデューサーの鶴久政治さんが、今回旅したのは福岡県宗像市。 まず、最近宗像で一番の人気の場所、「道の駅むなかた」を訪ねました。朝から、新鮮な魚や野菜を目当てにやってきた多くの買い物客でにぎわっていました。そこで珍しい刺身こんにゃくの実演販売をしているご夫婦に出会いました。元々サラリーマンだったというご主人がつくる刺身こんにゃくの味は絶品!鶴久さんもご夫婦の笑顔に癒され、元気も頂きました。 続いて、宗像市の中心街を散策中、建物の中になにやら展示物を発見しました。町工場の板金職人親子がつくる銅板アートでした。銅板からつくられた工芸品の数々はまさに職人技。早速銅版で鶴を折る工程を見せていただきました!「ものづくりの楽しさを伝えたい」という職人親子の熱い思いが伝わってきました。 また、福岡県内最大の島、大島も尋ねました。昨年オープンしたばかりの海洋レジャースポット「うみんぐ大島」で地元の方の指導を受けながら、釣りを満喫しました。 その他、宗像市に移住しアウトドアショップを営むご夫婦や、特産品の甘夏を使ったゼリーをつくる大島の元気なお母さん方との出会い「夫婦や親子の絆」を感じた鶴久さんの宗像市の旅でした。 訪問先のご案内
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