![]() 第184回(12年11月17日OA)
【北九州市若松区 旅人:内山信二】
かつて石炭の積み出し港として、日本の急速な近代化を支えた北九州市若松区。この街を舞台に、番組初登場、「内山君」ことタレントの内山信二さんが、美味しいもの探しの旅に出ます。 まず訪れたのは街の中心部にある市場。100年前から同じ味というすり身揚げをはじめ、新鮮な海産物や饅頭など、人々から親しまれ続ける美味しいものを堪能しながら、市場ならではのアットホームな交流を楽しみました。 続いて、内山君は自然豊かな区の西側へ足を延ばします。若松区は西日本有数の冬キャベツの産地。その広大な畑で作業している親子に出会いました。4代続くキャベツ農家でありながら、ブルーベリーやアボカドなど新しい作物にも挑戦している農園で内山君はムラサキイモの収穫を手伝い、農家の苦労と喜び、そして新たに仲間入りした長男の嫁と一緒に、仲良く農業にいそしむ家族の笑顔に心を和ませました。 そして、色とりどりの花や緑が楽しめる公園「ひびきグリーンパーク」へ。敷地内の「ひびき動物ワールド」では約220頭のカンガルーとのふれあいが楽しめます。ここでは、開園当初から22年飼育員を続ける方と出会いました。手さぐりでカンガルーの世話を始め、わずか6頭から現在の数まで増やした飼育員の苦労を知り、どこにも負けないパーク作りを目指す情熱に心を打たれました。 最後は再び若松区の中心街へ戻ってきた内山君。空き店舗も目立つ明治町銀天街では、老舗呉服店の跡取りが営む蒸しパン専門店にお邪魔しました。今や県外のファンも多いという創作蒸しパンの美味しさに驚き、やがて継ぐ呉服店の為、そして商店街にかつてのにぎわいを呼び戻したいという志に感動しました。 たくさんの美味しいもの、そしてあたたかい人情に触れた旅に大満足の内山君でした。 訪問先のご案内
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