![]() 第186回(12年12月1日OA)
【宮崎県東諸県郡綾町(ひがしもろかたぐんあやちょう 旅人:宍戸開】
今回の旅の舞台は、宮崎県の中西部に位置し、約7300人の人々が暮らす東諸県郡綾町。「有機農業の町」や「照葉樹林都市」などをスローガンに、日本最大規模の照葉樹林のほか、伝統的な循環型農業に取り組んできたことが評価され、国内では32年ぶりに今年7月、自然と人の共生への取り組みを評価するユネスコエコパークに登録されました。 まずは、綾町の雄大な自然を感じながら、颯爽と乗馬を楽しむ宍戸さん。昔から競走馬や農耕馬の育成が盛んにおこなわれていたという綾町には乗馬クラブもあり、午年生まれの宍戸さんは、馬に親しみを感じながら人馬一体となる楽しさを体感しました。 町の中心部を散策中、農業祭を発見した宍戸さん。綾町の女性グループの皆さんが腕によりをかけた郷土食を味わい、パワフルな綾町のお母さんたちに元気をもらいました。 そして、農業祭で知り合った農家のご主人を訪ね、旬のブロッコリーやキャベツの収穫、にんじんの丸かじりをさせていただき、有機野菜独特の甘味を堪能!2人の息子さんも協力し、家族全員でほのぼのと農業を楽しむ姿に感動した宍戸さんでした。 他にも、松田聖子の大ファンだという豆腐店のご主人と出会い、宍戸さんも朝6時から豆腐作りを経験。老舗麹店を守る家族には、東京オリンピックの年に結婚したご夫婦のロマンティックな馴れ初めを聞き、綾町のアユ獲り名人とは共にアユ漁にチャレンジし、幻のエビも堪能しました! 宍戸さんにとって綾町は、自然の豊かさや大地の恵み、そして何より人の温かさを感じる思い出深い場所となりました。 訪問先のご案内
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