今回は寿一実さんが福岡県田川郡添田町を旅しました。まずは県内唯一の神宮「英彦山神宮」を参りコロナ退散を祈ってスタート。
山を降りた寿さんは、日本最古の土鈴「英彦山がらがら」唯一の窯元へ。小学生の頃から作ってきた85歳のご主人の技術にびっくり！さらに、ご主人と山奥の渓谷に出かけて、地元の人が「女岩」と崇めてきた巨大な岩をお参り。古くから大切にされてきた土鈴や大岩を守るご主人の姿に感動しました。
続いては約120年5代続く原木シイタケ農家へ。そこでは、体を壊した父を継ぐために脱サラし山を守る頼もしい若者と出会いました。新しい栽培法にも果敢にチャレンジし、農家としての発展を目指す若者。彼が丹精込めてつくったシイタケはまさに絶品でした。
最後は、使われなくなった築150年の醤油蔵を改装してオープンしたイタリアンカフェへ。「蔵を残したい」という亡くなった祖父の思いを受け継ぎ、得意のピザで見事人気のお店に生まれ変わらせた醤油蔵の孫娘。寿さんは、ピザのおいしさ、そして祖父と孫娘をつなぐ不思議なエピソードに感動しました。
古い大切なものを守る、あたたかい人たちと出会いました。