![]() 第254回(14年7月19日OA)
【長崎県島原市 旅人:寿一実&草野仁】
今回は、おなじみ寿一実さんとゲストの草野仁さんが、草野さんが青春時代を過ごした、長崎県島原市を旅します。 島原城で待ち合わせした二人。まずは、武家屋敷の通りを歩いて草野さんが子どものころに住んでいた家に行ってみました。住んでいた家はなくなっていましいたが庭の木々は昔のまま、お隣さんとも会うことができ、草野さんの少年時代のお話など、懐かしい話を聞くことができました。 続いて二人が訪れたのは島原市のアーケード街。様々なお店が並ぶ中、草野さんが案内してくれたのは、湧水のまち島原ならではの水屋敷。建物は湧水と緑に囲まれていて、中は島原吊物「かんざらし」をいただけるカフェになっていました。夫婦で営むこのお店はご主人の趣味で集めた招き猫が所狭しと並んでいます。雲仙普賢岳噴火災害をきっかけに夫婦でお店を始め、福を呼び込もうと招き猫を集めだしたそうです。夫婦の災害に決して負けない前向きな姿勢に元気をもらいました。 草野さんたっての希望で訪れたのは島原吊産「有明がね」が食べられるお店。特別にがね漁に同行させてもらい漁をお手伝いしました。仕掛けた網を引き揚げる作業は重労働。しかし、捕れたのはわずか二杯…。漁師さんのご自宅で捕れたてのがねを湯がいてもらい仲良く一杯ずついただきました。濃厚な有明海のがねの味を堪能!また、がねの身がたっぷり乗ったがね丼もいただき、大満足の二人でした。 その他にも、5人兄弟の鍛冶屋さんに、草野さんの母校凱旋など、昔の災害を乗り越え元気に生活している方々に出会えた旅となりました。 訪問先のご案内
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