![]() 第267回(14年10月25日OA)
【北九州市門司区 旅人:寿一実】
今回は、レトロな雰囲気が観光客に人気の福岡県北九州市門司区を、おなじみ寿 一実さんがめぐりました。 まず向かったのは、門司港レトロ地区。ここで水彩画を描いている方に出会いました。「関門の風景を描き残していきたい」という思いで、会社を退職後、描き始めました。声をかけてきた人には、似顔絵を描いてあげる事もあるそうです。そこで寿さんも1枚描いていただき、笑顔あふれるトークに花が咲きました。 続いて市民の保存活動によって今年4月に復活した料亭「三宜楼」を訪れ、豪華な木造3階建ての建物を見学。新しい門司の観光名所として街を盛り上げようという、情熱に触れました。 新門司港周辺で出会ったのは、デコトラに憧れて自転車をデコレーションした青年。全て手作りで作り上げた「デコチャリ」に、寿さんもビックリ。そして本物のデコトラに乗っている仲間たちも集合し、ド派手な出会いとなりました。 さらに、緑豊かな山間にある窯元「M田窯」を訪ね、共に陶芸の道を歩む仲良しご夫婦に出会い、ゆっくりと時間が流れてゆく素敵な空間と、心温まる作品に触れました。 最後に訪れたのは、門司港駅近くの商店街。八百屋さんでは楽しいトークで盛り上がり、抹茶ソフトが美味しいお茶屋さんや、懐かしい味がするドーナツなどに出会いました。そして、寿さんが見つけたのが「ビルマうどん」という看板。門司のソウルフードで、一度は途絶えてしまったのですが、愛してやまない大ファンの女性が復活させました。その復活への熱い思いを伺いながら、スパイシーなうどんをいただきました。 北九州市門司区を愛する人たちの、様々な情熱と復活の思いに出会えた旅となりました。 訪問先のご案内
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