第288回(15年4月4日OA)
【福岡県福津市 旅人:寿一実】
福岡市と北九州市の中間に位置する福津市を、おなじみ寿 一実さんがめぐりました。 旅のスタートで乗り込んだのは、「つやざき観光馬車」。福津市の様々な観光地を馬車で案内してくれます。日本最大級の馬種で、体重が1トンもあるオーロくんと間近で触れ合った寿さん、今回の旅も期待できそうです。 新鮮な魚介類が水揚げされる「津屋崎港」では、旬のコウイカ漁をしている親子に出会いました。漁師を継いでくれた息子への“父の愛情”を感じつつ、コウイカをお刺身でご馳走になりました。さらに港では漁師のお母さん達が青空の元、天日干しで干物を手作り中。気どらない気さくなトークに心あたたまる時間を過ごしました。 さらに散策を続ける寿さん、福岡県特産工芸品に指定されているガラス工芸の工房を発見。熟練の技で、様々な色ガラスを何層にも重ねて作り出す芸術品に、感心しっぱなしの寿さんでした。 続いて、山間の畑でキャベツを栽培しているご夫婦と出会いました。話を伺うと、なんとご主人は、17代も続く農家でした。しかし、そんな伝統を感じさせない笑顔が印象的なご夫婦で、奥様おススメのキャベツ料理と、今が一番美味しいイチゴをご馳走になりました。 その他、生活の中でアートを楽しんでいるご家族がいるアトリエや、江戸時代末期から続く老舗菓子店では、青のり入りの饅頭を発見。さらに、福津らしいユニークな革製品を作るご夫婦などに出会い、たくさんの“幸せな時間”を過ごさせてもらいました。 訪問先のご案内
|