![]() 第298回(15年6月27日OA)
【福岡県中間市 旅人:寿一実】
今回は、おなじみ寿一実さんが福岡県中間市をめぐりました。まずは筑豊電鉄通谷駅近くの商店街で「ぷりんとうふ」という看板が気になった寿さん、豆腐店を訪ねました。お店を営むのは豆腐一筋のご主人とその奥さん。ぷりんとうふはご主人の自信作のぷりんのような食感のとうふでした。豆腐のほかにも、がんもどきやおからドーナツなど、体にやさしく子供たちに人気の商品もずらり。ご主人のこだわりが感じられる美味しい豆腐に大満足の寿さんでした。 次に、とうふ店のご夫婦に勧められた古道具屋さんへ行ってみることに。若いご夫婦が営む店内は、自分たちの好きなものしか置いていないというこだわり。スクラップの車を直すのが趣味なご主人が古いものの良さに目覚めてオープンしたそうです。元々は中間の出身ではないご夫婦ですが、地元の人達の温かさに触れ、中間が大好きになりました。商店街を活性化するために、カフェをオープンしたいと話してくれました。 続いて住宅街で義肢装具の工房を見つけました。こちらの工房では手や足を怪我したときに固定したり支える為に使う補助道具を作っていて、親子で日々協力しあって仕事をしています。今では仲良く仕事をしている二人、息子さんが専門学校を卒業したての頃はお父さんと喧嘩ばかりしてたそうです。そんな息子さんも今では結婚し、お子さんも生まれ、職人としても父親に認められるようになりました。両親と息子夫婦共々仲が良い家族の姿に、少し羨ましく思いながらも元気をもらった寿さんでした。 その他、放生会名物の博多ちゃんぽんを作る職人や父親がちゃんこ鍋、長男が生パスタ、次男が江戸蕎麦というバラバラの料理を同じ敷地内の古民家でしている面白い家族など、中間を盛り上げ、発展させていこうと頑張る人たちと、その家族愛にふれた旅となりました。 訪問先のご案内
|