![]() 第324回(16年3月12日OA)
【佐賀県西松浦郡有田町 旅人:ヨネスケ】
佐賀県の西部に位置する有田町をタレントのヨネスケさんが巡りました。 まずやってきたのは、400年前に朝鮮の陶工・李参平が磁器の原料となる陶石を大量に発見した泉山磁石場。有田焼の歴史が始まったこの地から今回の旅が始まりました。 続いて昔ながらの街並みが残る「皿山通り」へ。ここで、オランダ出身のハネカさんと出会いました。子供の頃から日本に憧れていたハネカさんは、日本人のご主人と結婚後、よく訪れて街並みに恋したという有田町へ移住。この4月からゲストハウスを始めます。有田での新しい生活に胸躍らせるハネカさんにとても元気をいただきました。 また焼き物が好きなヨネスケさんは源右衛門窯で職人の作業を見させていただき大興奮。さらに、古伊万里の有田の人たちの熱い思いを伺い、有田焼の歴史の重みを知りました。 そして最後に西有田のエリアへ。農業が盛んなこの地できんかんを作っている家族を訪ねました。農園のきんかんはとても大きくて甘く、関東へ出荷もされているそうです。 また、有田は鯉の料理が有名。30年前に創業した料亭では鯉の洗いをいただきました。亡き父のあとを娘たち夫婦が盛り立てていました。 有田焼創業400年のメモリアルイヤーである今年、有田では様々なイベントが行われ、にぎわいを見せています。そこには400年の歴史に誇りを持ち、新たな歴史へ向かう町の方々の元気な姿がありました。 訪問先のご案内
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