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報道スポーツ局/報道部・アナウンス部

2017年中途入社 経営学部卒

山﨑 香奈 KANA YAMASAKI

INTERVIEW子育て支援制度について

2021年6月に長女を出産し、育休を経て時短勤務を続けている山﨑香奈さん。
働き方の変化やキャリアへの考え方、テレQの社風について伺いました。

Q1育児休暇から復帰後、どのような働き方をしていますか。

復職してから1年間は、10時から17時までの時短勤務制度を利用しました。現在は、10時から18時の定時で勤務しています。

勤務時間が1時間伸びただけでも、取材の行動範囲がぐんと広がりました。そのおかげで「ぐっ!ジョブ」の制作にも挑戦できました。18時には退社して保育園に娘をお迎えに行っています。

Q2分刻みで時間に追われる仕事と、育児・家事との両立。どう工夫されていますか。

退社後は子どものペースになるので、家事はすべて朝に終えています。夫と家事の分担を決め、朝6時から朝食と夕食の準備まで済ませます。余裕があるときは、掃除や(前夜に終えておいた)洗濯物の取り込みなどを終えてから出社します。

子どもが生まれて実感するのは、「自分の都合だけでは動けない」ということ。急な発熱などで保育園から呼ばれることも多いので、そのときに周りの業務が滞らないように、デスクや記者との仕事の共有は欠かせません。翌日に必要な資料は机上に準備してから退社し、万が一休むことがあっても「机の上に置いてあります!」と引き継げるよう工夫しています。

17時にニュースが終わり、退社までの1時間は翌日の取材に向けた準備をしたり、特集の作業をしたりしています。この1時間をいかに有効に使えるかが、残業ができない私にとって重要なので、退社まで集中力を切らさないようにしています!

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Q3周りのサポートで助けられていることはありますか。

テレQはホームページで「子育て応援宣言」を発信しています。実際に社内では、子育て経験のある先輩社員が着実にキャリアを重ねていて、大学生や高校生のお子さんを持つ方もいらっしゃいます。中途で入ってきたときは、「ここならプライベートも大切にしながら仕事が続けられる!」と希望を感じたのを覚えています。

妊娠中はコロナ禍の真っただ中だったこともあり、会社全体が「山﨑をどう守ろうか」と動いてくれました。特例で在宅勤務の期間を通常より長く設けてくれ、リモートでも記者の仕事を続けられるよう、オンラインインタビューができる環境を整備してくれました。人事部や技術部のメンバーが迅速に動いてくれ、あたたかい会社だな、と改めて感じました。

また、育休中には、現役ママである人事担当者のお二人から、「TVQの育児関連制度」の一覧シートが送られてきました。「どの制度を活用して仕事を続けていくか」選択肢をいただけて、家族で、どうキャリアを重ねていこうかと話し合うきっかけになりました。復職後の業務内容も人事の方が細かく一緒に考えてくれて、ブランク明けへの不安を払拭してくれました。

Q4これからのキャリアで実現したいことは?

報道やアナウンス職を“極めたい”という思いと、他部署を経験してテレQの全体像を理解したいという、2つの気持ちがあります。

復帰前までは、「エキスパートとしてやっていきたい」という意向が強く、異動することが怖かったんです。でも、人事担当者にキャリア相談をしたところ、「子どもが小さい今のタイミングに、ほかの仕事を経験して視野を広げてみるものいいんじゃない」というアドバイスをもらいました。ほかにも選択肢があるんだと心が軽くなり、新しい仕事へのチャレンジにも前向きになっています。

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Q5学生へのメッセージをお願いします。

私の働き方はあくまでも一例です。いろんな働き方、生き方、パートナーとの関係があるので、ぜひ「自分にとっての理想のキャリア」や「理想の人生」を自由に描いていってほしい。会社に合わせて考える必要はありません。私たちも、これから入る皆さん一人ひとりの価値観を大切に、テレQとしてサポートできることを考えていきたいです。