宮廷女官チャングムの誓い

Story

2017年11月28日(火) #39 ヨリの企み

医女チャングムが以前、水剌間(スラッカン)の女官だったことを思い出した后。后の様子に気付いたクミョンは、ヨリを呼び出す。そのころ都の近くで疫病が発生し、中宗は医務官と医女の派遣を言い渡す。ヨリは自ら疫病地域への派遣に志願、その一方で、策をろうしてチャングムの失態を作り出す。策にはまったチャングムは内医院(ネイウォン)内で孤立、医女仲間の和を乱したことから疫病地域へはチャングムが派遣されることになる。ヨリは疫病地域へ同行するユンスにあとのことを頼む。

疫病地域へはユンスのほか、特使補佐としてチョンホが同行していた。ユンスはチャングムに宮中から持ってきた薬材の管理を任せる。しかし状況は深刻で、宮中からヨリたちも動員されることに。原因が特定できないまま患者は増えつづけ、疫病の発生した村に封鎖令が出されることになる。

2017年11月27日(月) #38 丸薬の秘密

皇太后の容態が急変する。治療を拒否していた間に、薬を受け付けることが出来ないほど体が弱り、さらに脚気(かっけ)を発症していた。今の体力では鍼を打つことも出来ず、イクピルは治療法を模索する。ウンベクは水剌間(スラッカン)に食事を指示。しかし脚気によい食材はすべて皇太后の苦手なものばかりだった。クミョンに頼み、皇太后の今までの献立を見せてもらったチャングムはあることに気付く。チャングムの話を聞いたイクピルは、皇太后向けの特効薬作りをチャングムに任せる。

クミョンは内医院(ネイウォン)の指示に従い、皇太后の食事を用意。しかし、嫌いな食材を使った料理とあって皇太后の食は進まない。一方チャングムの作った丸薬は味もよく、皇太后に好評だった。不審に思ったヨリはチャングムの後をつけ丸薬の秘密を暴く。それを聞いた后とユンスは、チャングムの行為を皇太后へのあざむきだと激怒。しかしそのころ、皇太后の身体には変化が訪れていた。

ふたたび頭角をあらわし始めたチャングムに、危機感を募らせるクミョンたち。それを察したヨリはチェ一族に取引をもちかける。

2017年11月24日(金) #37 母・皇太后

チェ女官長の働きかけで、皇太后が中宗に異を唱え、病気の治療を受けないと宣言する。皇太后は関節炎が悪化しており、また加齢のため、その他の症状があらわれにくく、予断を許さない状況にあった。中宗は母親を見殺しには出来ないと、皇太后に治療を受けさせるべく、公務は二の次にして、皇太后の機嫌を取り戻すことに専念。自身も食を絶ち、懸命に懇願する。

今回の騒ぎの矛先が、実は左賛成(チャチャンソン)とチョンホに向いていることを察したチャングム。また、シン・イクピルとイ・ヒョヌクの因縁にも自分が関与していることから、チャングムは皇太后に賭けを申し出る。自分が出す謎に、皇太后が答えられればチャングムは命を差し出し、答えられなければ皇太后は治療を受ける、という条件。皇太后はチャングムの賭けに応じる。謎解きの猶予は一日。宮中はこの話で持ちきりとなり、トック夫妻は謎が解けず夜も眠れない。謎を解いたクミョンはチェ女官長を通じ、皇太后に報告する。そして、約束の時間がやってきた。

2017年11月22日(水) #36 誤診

流産した后はその後回復せず、治療の効果もでていない。脈診したチャングムとシンビは担当医女ヨリの診断に、今ひとつ納得できないでいた。しかし、ヨリは脈診に秀でた人物で周囲からも信頼されている医女。そのヨリの脈診から後陣痛と診断、鍼灸するが、后の容態はさらに悪化する。

シンビはシン・イクピルに、チャングムがヨリとは別の脈診判断であることを打ち明ける。シン教授は皆の前でチャングムの見解を聞くことに。一方のヨリも自分の脈診を主張して譲らず、ヨリとチャングムの両者により、再び后の脈診が行われることになる。后の担当医官ウンベクは二人の脈診結果を受け、あらたに処方を下す。

そのころチャンドクは、薬房を設け診療を始めていた。チャンドクには、まだまだチャングムに教えたいことがあるのだ。

チョンホは国防に必要な新しい兵器の予算捻出策を提案。中宗の支持を得、ますます窮地に追い込まれるオ・ギョモ。対抗策にチェ女官長はあることを思いつく。

2017年11月21日(火) #35 疑惑

シンビとともに、晴れて宮中の医局、内医院(ネイウォン)に配属されることになったチャングム。これから1年は見習いとして、正式な医女になるための修練を重ねることになる。そこへ召集がかかる。后に流産の兆しが現れたのだ。召集の場で、チャングムは水剌間(スラッカン)の最高尚宮(チェゴサングン)となったクミョンと顔を合わせる。医女見習いとして后に薬を持っていったチャングムはまた、いまや女官長のチェ尚宮とも再会する。一方、特別尚宮(とくべつサングン)になったヨンセンやミン尚宮(サングン)とも再会を果たしたチャングムは、その後の宮中の経緯を教えてもらう。

チョンホは上司の左賛成(チャチャンソン)の元、オ・ギョモ一派の一掃を目指し動き始める。中宗が左賛成(チャチャンソン)の提案に同調気味なことから、権力闘争は激しさを増していた。危機感を募らせるオ・ギョモ一派。チョンホは改革を推し進めるため、またチャングムの身を守るため、オ・ギョモに対し先手を打つ。

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