分院の工抄軍。父ウルタムの死の謎を突き止め、無実を証明するために朝鮮一の沙器匠になることを決意。
女は沙器匠になれないと知り、男装して工抄軍の試験を受け、テピョンという偽名で分院に入る。
おっちょこちょいなところもあるが、明るく前向きで頑張り屋。幼い頃、光海君と運命的な出会いを果たした。

[ムン・グニョン]
1987年5月6日生まれ。『秋の童話』(00年)で天才子役として注目を浴び、“国民の妹”の愛称で親しまれる。
08年、時代劇『風の絵師』でSBS演技大賞の大賞を史上最年少受賞した。映画『箪笥』、ドラマ『明成皇后』(03年)、『シンデレラのお姉さん』『メリは外泊中』(10年)、『清潭洞アリス』(12年)ほか出演作多数。


朝鮮王朝第14代王・宣祖の次男。王にふさわしい資質を備えているが、王位継承順位は臨海君の次で、父の愛は異母弟の信城君に集中している。
目立たないように生きることを心がけていたある日、狩りに出かけた山で偶然ジョンと出会う。
彼女の前では苦悩する王子ではなく、ひとりの人間でいることができた。

[イ・サンユン]
1981年8月15日生まれ。ソウル大学物理学科在学中に街でスカウトされ、07年、『エア・シティ』で俳優デビュー。
『神の天秤』(08年)、『美しき人生』『楽しい我が家』(10年)、『チャクペ〜相棒〜』(11年)などを経て、12年、イ・ボヨンの夫を演じた『いとしのソヨン』で大ブレイク。『エンジェルアイズ』(14年)、『アバウトタイム〜止めたい時間〜』(18年)ほか数々の話題作に出演。


両親の酒場を手伝いながら武芸を極め、実の兄のようにジョンを守り続けてきた。
分院に入るジョンをそばで見守ろうと武科の試験を受けて優秀な成績を収め、仁嬪キム氏から信城君の護衛を命じられる。
ジョンのために花束や花火を準備するロマンチストな一面も。
ウルタムを殺した刺客を密かに追っている。

[キム・ボム]
1989年7月7日生まれ。06年、ドラマ『イヴの反乱』でデビューし、『思いっきりハイキック』でブレイク。
『エデンの東』(08年)、『花より男子〜Boys Over Flowers』(09年)でさらなるファンを獲得する。
以降、『パダムパダム〜彼と彼女の心拍音〜』(11年)、『その冬、風が吹く』(13年)ほか数々の話題作に出演。


イ・ガンチョンの息子で、分院の辺首。血のにじむような努力の末、若くして沙器匠と認められた実力者。
将来は父の跡を継ぎ、郎庁となるのが夢。
ロクロを回さない日があれば不安で眠れなくなるほど陶芸一筋の人生を歩んできた。
そんな中、商団で働くファリョンに出会い、一目で心を奪われてしまう。

[パク・コニョン]
1977年11月1日生まれ。01年、ミュージカル『THE PLAY』でデビュー。
05年、ムン・グニョンと共演した映画『ダンサーの純情』で注目を浴びる。
『風の国』(08年)、『シンドローム』『アイドゥ・アイドゥ〜素敵な靴は恋のはじまり』(12年)などのドラマをはじめ、『ヘドウィグ』などの舞台でも活躍している。


破器匠シム・ジョンスの娘で、ジョンとテドの幼なじみ。幼い頃からテドに片想いしている。
ウルタムを師匠として器作りを学んでいたが、父の借金を返済するため商団で働くことに。
ソン行首の指示でユクトに接近し、彼の心を奪う。
やがて、自分が望むものすべてを手に入れたいという野望を抱くようになる。

[ソ・ヒョンジン]
1985年2月27日生まれ。01年、4人組アイドルグループ「M.I.L.K」のメンバーとしてデビュー。
その後、女優に転向し、『ファン・ジニ』(06年)、『相棒〜チャクペ〜』(11年)、『神々の晩餐』『オ・ジャリョンが行く』(ともに12年)などのドラマに出演。
13年、『帝王の娘スベクヒャン』のタイトルロールに抜擢された。


分院の郎庁。朝鮮一の沙器匠だと自負していたが、ウルタムと郎庁の席をめぐって争うことになり、自尊心を傷つけられる。
やがて目障りなウルタムを暗殺。息子のユクトが自分の跡を継いで郎庁になることを切望している。

[チョン・グァンリョル]
1960年2月11日生まれ。80年、TBCタレント公募に合格。
99年の『ホジュン 宮廷医官への道』で国民的人気俳優の地位を確立する。
『朱蒙』(06年)、『製パン王キム・タック』(10年)、『光と影』(12年)ほか数々の話題作に出演。


ジョンの養父。人の心を動かす陶器を作ることのできる一流の沙器匠だったが、ガンチョンの策略によって無念の死を遂げる。
ジョンの母ヨノクの夢を叶えるためにも、ジョンを朝鮮初の女沙器匠に育てたいと願っていた。

[イ・ジョンウォン]
1969年9月25日生まれ。88年、ReebokのCMで鮮烈なデビューを果たし、ドラマ『ファイナル・ジャンプ』(94年)、『青春の罠』(99年)などで絶大な人気を得る。出演作は『光と影』(11年)、『主君の太陽』(13年)など。


朝鮮王朝第14代王。使臣を通じ、明の皇帝から世子冊封を急かされている。
寵愛する仁嬪キム氏と彼女の息のかかった官僚たちは世子の座に幼い信城君を推すが、後継者選びにはあくまで慎重な態度を取り続ける。

[チョン・ボソク]
1962年5月2日生まれ。86年、ドラマ『白馬高地』でデビューし、翌年の時代劇『思慕曲』でブレイク。
近年の出演作に『ジャイアント』(10年)、『私の心が聞こえる?』(11年)、『武神』(12年)など。
演劇の舞台でも活躍する。


光海君の兄。最愛の母、共嬪キム氏が光海君を産んでまもなく他界したことを恨んでいる。
幼い頃から数々の問題を起こし、その責任を光海君に押し付けてきた。
世子の座に就くため、弟たちを蹴落とそうと常に画策している。

[イ・グァンス]
1985年7月14日生まれ。モデル活動を経て、10年よりバラエティ番組『ランニングマン』で活躍中。
190センチの長身から“キリン”の愛称で親しまれている。
ドラマ出演作は『トンイ』(10年)、『優しい男』(12年)、『花郎(16年)』など。


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