番匠彩音さん（17歳）は、「アヤコノ」の名前で活動する高校生ベーシスト。華やかな舞台で演奏する彼女のこれまでは、自分との闘いでもありました。中学生の時、突然不登校になったアヤコノさん。不安と苦悩の中で出会ったベースギター。SNS上で活動を始め、去年の東京パラリンピックでは布袋寅泰さんと共演するまでに。自分のマイナスを誰かのプラスに変えようとする彼女が音楽に込める思いとは？

小学生の時に見た「木組み」の模型に感動し、宮大工を目指す下田昊徳さん（16歳）。中学卒業後は全寮制の宮大工養成塾に入塾。現在は、三重県の寺の修復現場で修行を積んでいます。朝早くから夜遅くまで、一人前の宮大工を目指して奮闘する昊徳さんでしたが、父が病に倒れ、急きょ帰郷することに。
様々なことを乗り越えて修復現場に戻ってきた昊徳さんの揺るがない思いとは？

先天性の全盲で生まれた宮川珠和さん（14歳）は、盲学校ではなく普通学校に通い、他の子と同じように授業を受けます。持ち前の明るさとチャレンジ精神で目指すのは、水泳選手としてパラリンピックに出場すること。コロナ禍で練習時間が削られる中、春季記録会に向けて練習に励む珠和さんに密着。支えてくれた両親やコーチ、クラスメイトの期待を背負って全力で泳いだ結果は？

松尾栞奈さん（13歳）は、生活困窮者に弁当を配る活動を続けてきました。その支援の輪は広がり、同級生や地元商店にとどまらず、全国からも応援の物資が届くようになりました。番組では、栞奈さんたちの弁当配りをきっかけに、路上生活から社会復帰した男性との久しぶりの再会に密着。周囲の応援を力に、栞奈さんは新たな目標を立てます。

過去の「未来の主役」の出演者には、去年の東京パラリンピックで夢を実現した子どもたちもいました！
そして、新たな夢に向かって努力を続ける子どもたちの今を紹介します！

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  2015年に放送した、生まれつき目が見えない全盲の少女・佐藤ひらりさん（13歳 当時）。
  5歳の時、母親がピアノを習わせたところ、メキメキと音楽の才能を開花させその素晴らしい歌唱力と演奏で地元の音楽祭などにも出演するようになりました。将来の夢は「シンガーソングライターになること」。今、ひらりさんは夢をかなえシンガーソングライターとして全国で公演を行っています。そして、去年の東京パラリンピック開会式では「国家独唱」という大役を果たしました。ひらりさんの夢を叶えた方法とアイアムとは？

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  2018年に放送した、全盲のドラマー・酒井響希（ひびき）くん（11歳 当時）。
  3歳の時に出会ったドラムが響希くんに大きな目標を与えました。将来の夢は「プロドラマーになってたくさんの人に勇気を与えること」。その後、響希くんは多くの著名アーティストと共演。そして、去年の東京パラリンピック閉会式のパフォーマンスに出演し、力強いドラムの音を会場に響かせました。今、響希くんには次の夢ができました。

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  2019年に放送した、橋本勝也（はしもと かつや）さん（17歳 当時）。
  生まれつき手足に障がいを抱え、子どもの頃から車イスでの生活を続けてきました。思春期を迎える頃、自身の障害を負い目に感じるようになり家に引きこもりがちになります。しかし、14歳で始めた「車いすラグビー」が勝也さんの人生を大きく変えていきました。ナショナルチーム入りも果たし、当時の夢は「パラリンピックで金メダル」。そして、去年の東京パラリンピックでは見事、「銅メダル」を獲得。今、橋本さんは、挑戦することの大切さを子ども達に伝えていきたいと考えています。

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  2019年に放送した、梶原大暉（かじわら だいき）さん（17歳 当時）。
  中学までは根っからの野球少年で、チームではエースピッチャーをつとめていました。しかし、交通事故で右足を失い、野球が出来ず、ふさぎ込む日々・・・。そんな時に出合ったのが、野球のピッチングフォームを活かせる「車いすバドミントン」でした。当時の夢は「東京パラリンピックで金メダル」。その言葉通り、「金メダル」を獲得しました。