清朝最盛期、陰謀渦巻く後宮で、女官から皇后へと上り詰めた型破りな女性がいた――。
どんな窮地も才知と信念で突破するヒロインに惚れる、前代未聞の“逆襲型”歴史エンターテインメント!!

<あらすじ>

清の乾隆帝の時代、繍坊の女官として後宮に入った魏瓔珞(ぎえいらく)は、宮中で殺された姉の死の真相を突き止めるため、密かに犯人を捜し始める。そして姉の遺品に皇后の弟・富察傅恒(フチャふこう)の持ち物を見つけると、彼への疑いと復讐の炎を燃やす。そんな中、妃嬪たちの権力争いに首を突っ込んでしまった瓔珞は、類まれな聡明さを認められて皇后・富察(フチャ)氏の侍女として仕えることに。これを機に傅恒に接近する瓔珞だが、彼の清廉さに触れるにつれ、次第に2人は惹かれ合っていく。しかし、予期せず乾隆帝からも寵愛を受け…。愛憎渦巻く宮廷で女官から皇后にまで上り詰めた“女傑”の物語が今、幕を開ける―!

<清王朝最盛期! 並外れた才知と美貌を武器に、後宮を統べた王妃がいた―― 女官から皇后へ上り詰めた実在の女性をモデルに描く、かつてない痛快歴史エンターテインメント!>

主人公・魏瓔珞のモデルとなったのは、最盛期の清朝を治めた乾隆帝の時代(在位1735〜1795年)、数多い妃嬪の中で最も寵愛されたと言われる実在の女性で、のちの孝儀純(こうぎじゅん)皇后となる人物。彼女は元々、奴婢と呼ばれる最下層の身分であったが、知性と勇気、行動力をもって、一介の女官から皇后にまで成り上がった! 決して折れることのない瓔珞の凛々しい生き様は、現代の女性たちにとってもお手本になると人気を集め、理不尽を許さない彼女の強さに、憧れとともに共感の嵐が吹き荒れた!


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