CAST キャスト
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ユン・ジナ(35歳)
フランチャイズコーヒー専門店運営会社で勤務中。几帳面で抜け目のない仕事ぶりで気難しいFC加盟店オーナーたちともうまく付き合っているので、代表に信頼されている。社内ではあまり敵を作らず、性格の悪い同僚や嫌いな上司とも、なるべく笑顔で接しているため、彼女のそんな性格に不満を感じている人も多い。
普通の家庭で、普通に暮らして大人になったけど、大人になってみたら、“普通の人生”ってそんな簡単に手に入ることではないことに気づく。会社ではパワハラ、セクハラ、理不尽なことの連続。なかなかうまくいかない恋愛。彼氏と別れたとは知らずに結婚を急かす親。
そんな息苦しい日常に、“彼”が現れた。
弟スンホの親友で、自分の親友ギョンソンの弟、ソ・ジュニ。20年近く家族ぐるみで付き合ってきたまさに自分の弟のような存在なのに、ジュニの爽やかな笑顔を見た瞬間、今までの息苦しさが一気に吹き飛んでしまいそうになった。ジュニとなら・・・。周りのことを考えると絶対ありえないことだと分かっているけど、彼の気持ち、そして、彼を思う自分の気持ちにブレーキをかけない。
周りの反対や心配を乗り越える大変さより、彼を手放した時の後悔と心の傷が苦しいと知ってしまう。ソン・イェジン
1982年1月11日生まれ。
韓国を代表する演技派女優。『私の頭の中の消しゴム』(04)『四月の雪』(05)は日本でも大ヒット。『個人の趣向(10)『サメ〜愛の黙示録〜』(13)など出演作多数。 -
ソ・ジュニ(31歳)
IT業界の最大手のゲーム会社で原画、3Dモデリング、テクスチャーまでこなす生まれつきの才能の持ち主。アメリカの支社での勤務を終え、3年ぶりに本社に帰ってくる。実業家の父親、家族に尽くすことがすべてだった母親、兄貴のような姉と幸せな家庭で育った。小学生の時、ユン・ジナの弟スンホと親友になり、家族ぐるみの付き合いをしていた。しかし、大学受験の時、病弱だった母親を亡くし、その半年後には父親も二人だけを残して新しい恋人とカナダに移住してしまう。二人だけの生活はしんどかったけど、姉ギョンソンのおかげで立派な大人になった。
アメリカにいた3年間はまさに“自由”そのものだった。父への憎しみ、母への思い、姉に対する罪悪感から逃れられたから。
帰ってきたくなかったけど、今はどこにも行きたくない。ユン・ジナと久しぶりに再会した瞬間、心の中で何かが起きた。“元々こんなに可愛かったのかな?”。自分の気持ちを伝えることはできない、ばれてもいけないことだとは分かっているけど、止められない。
“よくご飯に連れていってくれる仲の良いお姉さん”ではなく、俺の彼女になってくれない?と言いたい。チョン・ヘイン
1988年4月1日生まれ。
14年に『百年の花嫁』で俳優デビュー。『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』
(17)でヒロインの初恋の人を演じ、『あなたが眠っている間に』(17)では正義感溢れる警官を好演、さらなる人気を獲得したNo.1次世代スター。主な出演作:『Dr.JIN』(’12)、『栄光のジェイン』(’11)『シティハンター in Seoul』(’11)、『トキメキ☆成均館スキャンダル』(’10)、『幻の王女チャミョンゴ』(’09)、『アイ・アム・セム?I am Sam?』(’07)、『思いっきりハイキック』(’06) -
ソ・ギョンソン(35歳)
ジナとは、小学校時代からの思い出と、墓まで持っていく秘密を共有している家族のような大親友。
好き嫌いがはっきりしていて、生活力のあるしっかり者。今のコーヒー店は、直接自分で商圏分析、細かく試算をして決めた。
将来の夢はチェリストだったけど、母親の死後、父親からも見捨てられ、ジュニと二人だけ残されたその日、その夢は諦めた。そんな贅沢などできる余裕はなかった。唯一の家族である弟と生きていかなければいけなかった。
その日からの目標はたった一つ、弟ジュニと幸せに暮らすことだけ。この世の誰であれ、何であれ、ジュニの将来の妨げになるものは、自分の命を捨ててでも止める覚悟までしている。チャン・ソヨン
1980年1月28日生まれ。
主な出演作:『あなたが眠っている間に』(17)『風の便りに聞きましたけど!?』(15)『密会』(14) -
ユン・スンホ(31歳)
母親の自慢の息子。母親にとっては、ジナ家族の唯一の“看板”はスンホ。他人にあまり興味がない。だから唯一の親友ソ・ジュニの存在が何より大切だ。
ウィ・ハジュン
1991年8月5日生まれ。
主な出演作:『コンジアム(原題)』(18)『最高の離婚』(18)『黄金の私の人生』(17)『グッバイ ミスターブラック』(16)