師任堂(シン・サイムダン)
才能豊かな女流画家。王族であり画家のイ・ギョムと愛し合うが、ある事件に巻き込まれたことで別れを余儀なくされる。以降、絵筆を握れなくなる。怠け者の夫と小さな子どもを抱えて苦労するが、そんな家族を愛し前向きに生きる。
ソ・ジユン
韓国美術史の教授を目指していたが、指導教授ミン・ジョンハクと対立したことで、大学を追われてしまう。偶然見つけたサイムダンの日記を手掛かりに、本物の「金剛山図」を探す。

出演作:「宮廷女官チャングムの誓い」(03年)、「親切なクムジャさん」(05年)など。


第4代王・世宗の孫である亀城君と芸妓の間に生まれた子を父に持つ王族。父の死後、大伯母イ氏に引き取られる。幼い頃から父と放浪生活を送ったため、王族としての堅苦しい暮らしは性に合わず、絵を描くことに心の拠り所を求める。サイムダンと出会ってからは一途に彼女に想いを寄せる。他家に嫁いだサイムダンと再会した後も、ひたすら彼女を見守り続ける。

出演作:「マイ・プリンセス」(11年)、「Dr.JIN」(12年)など。


朝鮮第11代王・中宗
異母兄であり、暴君として恐れられた先代の燕山君が廃されたため、期せずして王座に就いた。自身も兄のようにいつか臣下によって廃されるのではと常に不安を抱いている。そんな彼の弱さがギョムとサイムダンを引き裂く事件の発端となってしまう。
ミン・ジョンハク
韓国大学教授。ジユンの指導教授。アン・ギョン研究の第一人者。学長の座を得るため、財閥ソンジングループと手を組む。「金剛山図」の真贋を巡って対立したジユンを潰すために手段を選ばない。

出演作:「済衆院」(10年)、「階伯〔ケベク〕」(11年)など。


少女時代にイ・ギョムと出会い、想いを寄せる。が、彼の心にはサイムダンしかいないことを知り、恨みからある事件を引き起こす。権力と身分を渇望してミン・チヒョンに近づき、上流夫人の座を手に入れるが、再会したギョムが相変わらずサイムダンを想っていると知ってさらに激しい憎悪を燃やす。

出演作:「嵐の中へ」(04)、「お金の化身」(13年)など。


地方官吏だったが、領議政に取り入り、権力の座を手に入れる。フィウムダンの野望を利用して高麗紙商を独占するなど、市場にもにらみを利かせている。欲望のためなら手段を選ばない冷酷な人物。

出演作:「千秋太后」(09年)、「大王の夢〜王たちの戦争」など。


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