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番組審議会議事録

第295回 2020年9月24日

出席委員:島谷弘幸委員長 並田正一副委員長 異島須賀子委員 田代雅彦委員 谷口雅春委員 堤和彦委員 友池精孝委員 南谷敦子委員 の各氏

※社側は、平岡取締役社長 以下8名

審議対象番組:雨ニモマケズ、
放送日時:2020年8月30日(日)11:00〜11:25

議事の概要

番組内容

タレント町田隼人が演じる「朝倉幸男」が、「ほんの少しでも人の役に立ちたい」とバイクにまたがり、出会った人たちとふれあい人助けをする番組です。
今回は、コロナでできなかったロケを4か月ぶりに再開して、福岡市近郊のアスパラガス農家を訪ねました。

委員の意見

  • ・事前承諾を得たところに密着してやるということでアスパラ農家だったが、街で会った人との偶然の出会いを大切にするよりも、むしろよかった。
  • ・第一次産業に就職しようかなと思う人も出るんじゃなかろうかと思わせる非常にいい番組だった。
  • ・冒頭にバイクで、いかに普通のこういう状態がいいのかと、コロナの一つのピークを越えた喜びみたいなのが出ていたのがよかった。
  • ・朝早くから行って、遅くまでずっとついて回っていて、農家の大変さが出ていた。都市近郊の農家がどういう形で展開しているかというのがよく分かった。
  • ・農業というのは非常につらいというイメージがあるが、農業はつらいだけじゃないんだなと、楽しみながら農業に入っているということが伝わってきて、一番組としてではなくて、第一次産業として見ても面白いというのを強く感じた。
  • ・えてしてこういう番組の場合は、妙になれなれしく、初対面なのに突っ込んでいくというのがあるが、そういうなれなれしさがなく、程よい間隔、距離感を保って接していたのが好印象を受けた。
  • ・ピエロ的な恰好をしてコテコテの筑後弁を使うという『朝倉幸男』のキャラクター設定が、全体に意外と硬い印象、窮屈な印象を与えていると思う。
  • ・最近の番組で気になるのが、文字がたくさん出ていること。今回も、会話を、方言も含めて全部字幕が出ている。ごちゃごちゃとデータが多過ぎる感じがした。
  • 何でこの農家を取り上げたのかという説明がなくて、これをまた次も見たいと思ったときに、次はどういう切り口なのかがわかる番組の方向性を示すことが必要だと思う。