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番組審議会議事録

第305回 2021年9月

第305回番組審議会は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため休会とし、委員からのリポートをもって開催に代えました。

リポート提出委員:島谷弘幸委員長 並田正一副委員長 異島須賀子委員 田代雅彦委員 谷口雅春委員 堤和彦委員 友池精孝委員 南谷敦子委員の各氏

審議対象番組:ふくサテ!「特捜Qチーム」
放送日時:2021年7月27日(火)・8月10日(火)・8月19日(木) 16:24〜16:54放送

議事の概要

番組内容

視聴者の疑問などを集め、テレQの取材班が掘り下げて報道する“まちなか調査報道”の企画で、今回は、博多駅での落とし物窓口の煩雑さ、新型コロナで多忙を極める保健所の内情、新たに空襲の惨劇の語り部となった女性にスポットをあてた回を取り上げました。

委員の意見

  • ・不注意からいつでも起こるもの。現在、関心のあるもの。忘れてはならないもの。たくみに3本を選んであると思いました。地元に即した番組として続けてほしいコーナーです。
  • ・評価できる点は、視聴者から寄せられた疑問や情報について、丁寧な取材をしてコンパクトにまとめているところであり、気になる点(改善の余地がある点)は限られた時間に情報を詰め込みすぎてしまっているところです。
  • ・1本目は視聴者からの投稿、2本目は関係者からの内部告発、3本目は通常の取材と、番組作成のきっかけは“三本三様”だったが、どれもが短時間ながら興味深い番組だった。
  • ・時事ネタに偏らないよう、バランスの良い取材は続けてほしい。特に風化させてはいけないような戦争ネタ(のようなもの)も頻繁に混ぜてほしいと思う。また、16時という時間帯やターゲット層を考え、わかりやすい言葉で表現されているし、地域色もしっかり出ている。良い面を失わないように続けてほしい。
  • ・事実関係の検証に加えてもう一段、解決策を当事者(国、自治体、企業など)に深掘りする姿勢があれば、さらに視聴者の共感を得られるのではないかと感じた。
  • ・単に事実を伝えるだけのものや、大切さを問うものなど様々な内容があり、「特捜Qチーム」としての色が良くわからない面も気になりました。
  • ・LINEで視聴者の疑問を送ることができるとのこと、個々人のスマホとテレビを繋ぐ仕組みが、とてもよい。
  • ・いずれのテーマも、多様な問題をあぶり出しており、ニュース番組に奥行と深味を持たせることで特捜Qチームの狙いは充分出せたいい番組だった。