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番組審議会議事録
第339回 2025年2月27日
第339回番組審議会は、2月27日(木)にテレQ福岡本社で開催されました。
出席委員:富田淳委員長、谷口雅春副委員長、池内比呂子委員、板垣孝幸委員、伊東知子委員、上野理枝委員、藤内響子委員の各氏
※社側は、平岡会長、浅見社長 以下8名
議事の概要
審議対象番組:「ふくおか子育てれび2024」
放送日時:2024年12月30日(月)13時00分〜14時00分放送分
番組内容
第2子以降の保育料無償化や子ども食堂拡充など、先進的に取り組む福岡市。
そんな福岡で奮闘する「子育て世代」を通して、今年ならではの悩みや身近な課題、生活の工夫が見えてくる。
これから子育てをする若者に新たなヒントを与える報道特番。
委員の意見
- ・子育てという観点から1年を振り返る番組を初めて見たが、これはこれで面白い切り口だった。子育て世帯がどのように工夫しているのかをドキュメンタリータッチで取り上げた後に、ポイントをきちんと表にしていてすごく分かりやすかった。
- ・ゲストのコメントが、経験に基づく愛があるものだったので、子育て真っただ中の人は、刺さったり救われたりしたのではないか。密着した家庭が全て母親中心だったので、父親中心のところや両親で工夫しているケースがあればよかったかもしれない。
- ・子育てといっても、子供の年齢によって悩みは大きく違う。1時間の枠でいろいろなことを盛り過ぎていて、全体として伝えたかったことが少しぼんやりしていた。
- ・取り上げた内容の幅が広いので、まとめるのが大変だっただろうと思った。一つ一つはすごく共感するところが多く、情報としてもすばらしかった。
- ・父親と子育てを分担している家庭が増えている中で、そうした家庭も取り上げて、父親も含めた子育ての工夫や分担するメリットなどを紹介してもよかったのでは。テーマとしては一貫性がなく、1時間の番組は少し長く感じられた。テーマを絞ってもう少し短くしてもよかったかもしれない。
- ・「ふくおか子育てれび」というタイトルは、子育てしていない人には引っ掛からない。テーマを一つにしてもう少し掘り下げたほうが、入りやすかったのではないか。
- ・育児の大変さがよく伝わる番組で、言い方を変えると少子化を促進するのではないか。番組を途中から見た人でもスッと番組に入っていけて、引き続き見られるような工夫がたくさんあった。子育ての大変さ、それを乗り越える工夫がいろいろと紹介されており、こういう情報を知っているだけで救われる人がたくさんいるのではないか。