【内容】全国有数のお茶の産地・福岡県八女市に暮らす松本翔海(まつもと しょあ)くん(9)。彼が今、夢中になっているスポーツ、それが東京オリンピックで正式種目に採用された「BMXフリースタイル・パーク」だ。この競技は設置されたジャンプ台を使いトリックと呼ばれるダイナミックな技を競い合う。スピードにのった状態でジャンプしたり、ハンドルを回転させたりと、常に危険と隣り合わせ。翔海くんの身体にも生傷が絶えず、2年前には内臓破裂の大けがを負ったこともある。このことがきっかけで父の直樹さんは、自身の手作りで、「安全な練習場」を自宅庭に設けた。親子2人3脚でBMXに情熱を注ぐ姿を追った。
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