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番組審議会議事録

第352回 2026年5月28日

第352回番組審議会は、5月28日(木)にテレQ福岡本社で開催されました。

出席委員:富田淳委員長、谷口雅春副委員長、伊東知子委員、上野理枝委員、藤内響子委員の各氏。(※鐘ヶ江理恵委員、原田逸策委員はリポート提出)

※社側は、松尾専務以下6名

議事の概要

審議対象番組:「ザ・ドキュメンタリー 君にもう一度、手料理を〜難病ALSと闘う母のレシピ本〜」

放送日時:2026年3月29日(日)14時24分〜14時54分放送分

番組内容

徐々に体が動かなくなる難病ALSと向き合いながら、もう一度子供達に手料理を食べさせたい、レシピを本として残したいという女性の日々に密着したドキュメンタリー

委員の意見

  • ・短い時間の中で深く考えさせられ、辛い病気と闘いながらも笑顔を絶やさない前向きな姿勢が胸に響いた。病ではなく彼女の人間性に惹きつけられる素晴らしい番組で、今後の続編もぜひ見たい。
  • ・まさこさんの自然な笑顔を捉え、暗くなりかねないテーマを爽やかな印象に仕上げている構成は成功していると感じた。一方で、夫や息子の思い、現在の容体が気になったほか、他局の先行番組との違い(オリジナリティー)の面では少し厳しさを感じた。
  • ・重いドキュメンタリーを予測していたが、周囲の温かい助けを中心に描かれており、非常に示唆に富んでいた。料理を作ってもらえるなどの「当たり前」の日常の尊さを突きつけられ、個人的にも深く考えさせられる有意義な番組だった。
  • ・まさこさんの明るさだけでなく、内面の苦しみに寄り添った丁寧な番組づくりに、いい意味で感情を大きく揺さぶられた。ママ友と涙を流す場面では私も涙腺が崩壊し、最後の「これが始まり」という言葉に深い尊敬の念を抱いた。
  • ・病気そのものではなく彼女の情熱や笑顔が前面に出ており、構成バランスが非常に良かった。障害者が普通に暮らせる理想的なコミュニティーの姿が描かれていた。
  • ・まさこさんの笑顔が素敵で将来を想像すると少し辛かったが、30分にコンパクトにまとめたことで過度に苦しい描写にならず見やすかった。反抗期の息子さんの姿が描かれていたことにも安心感を覚え、大変見応えがあった。
  • ・30分枠とは思えないほど重厚な内容で、まさこさんや周囲の方々のひたむきな姿に大きく心を打たれた。現実を丁寧に捉えた奥行きのある構成で、画面には一度も登場しなかったご主人にも無言のエールを送りたい。