ぐっ!ジョブ!

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  • 2021年8月7日

    デコって売り上げ絶好調
    “おいしさプラスアルファ”で生き残れ!

    コロナ下で苦戦が続く飲食業界。今回のぐっ!ジョブは、奇抜なアイデアでプラスアルファの集客に成功した2つの店に注目する。かたや魚卸が営む和食店、かたや国道バイパス沿いの人気焼肉店。どちらもオーナー自ら食材を仕入れるほどの目利きの店だが、「おいしいだけじゃお客のココロは掴めない!」という問題意識は同じ。たどり着いた答えはズバリ「華やかなデコレーション」だ。「女性の細やかなセンスを料理に活かしたい」「食事は五感で味わうもの」。それぞれ異なる方法論ながらそのインパクトは絶大で、いまも根強いファンを開拓中だ。「花実兼備」な個性派店の挑戦を追った。

    久留米市の住宅街にある和食店「魚政」は、魚卸の「堀江鮮魚店」が営む人気店。1番の人気メニューが、すし飯と卵などの具材、そして醤油のジュレを何層にもわたって積み重ね、魚の切り身を花のように盛り付けた「デコ寿司」だ。ケーキと見紛うこの驚きの商品は、堀江圭二社長の妻・光代さんが「魚業界に女性が活躍する場をつくりたい」と発案したという。盛り付けは女性スタッフが担当し、プチケーキのような寿司「デコまり」や、小さな樽に入った「デコ樽」など、新商品も次々に開発。「プレゼントに贈りたい」というテイクアウト需要も開拓し、多い時には1日に100個以上の注文が入るなど、店の売り上げを大きく支えている。当初は「魚をひねくりまわすな!」と反対した圭二社長も、今は「魚の魅力を伝えるのが仕事。スタッフと工夫を凝らし魚食文化の素晴らしさを伝えたい」と語る。

    いっぽう飯塚市にある「焼肉のMr.青木」は、シャンデリアにソファなど焼肉店らしからぬゴージャスな店内演出で知られる人気店だ。極めつきはその日最高の部位を集めたスペシャルメニューで、ドライアイスを漂わせ黄金のトレイで運ばれてくるド派手な演出!仕入れも担当する青木繁道社長は「うちで最もゴージャスなのは味」と語るが、いっぽうで「食事は五感で味わうもの」との強い信念を持つ。コロナ禍で一時的に客足は減ったが、自慢のゴージャス演出をランチやお持ち帰りメニューにも広げ、反撃体制を整えている。「ゆくゆくは東京、世界から人が来る店にしたい」と青木社長は前向きだ。

    【取材企業】

    ■魚政
    [住] 福岡県久留米市津福本町1719-9
    [電] 0942-38-4688
    [HP] https://fish-uomasa.jp/

    ■焼肉のMr.青木
    [住] 福岡県飯塚市鶴三緒一本木1171-1
    [電] 0948-24-5170

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