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  • 2022年11月19日

    “アツアツ&とろっとろ”で大繁盛! 元官僚が挑む「温泉湯豆腐」ビジネス

    アツアツお鍋がおいしい季節!今回はあっと驚くさまざまな「温泉湯豆腐」メニューを開発し、通販や飲食事業展開で業績を伸ばす佐賀・武雄市の豆腐メーカーに注目!廃業寸前の豆腐店を進化&成長させたのは、元官僚の3代目!その経営手腕とは。

    安いのに栄養満点で“食卓の優等生”ともいわれる豆腐。しかしその裏側では価格競争の激化から、町の豆腐店が次々に姿を消している。佐賀・武雄市にある「平川食品工業」も一時は廃業寸前のピンチに。それを立て直したのが、3代目の平川大計(ひらかわ・ひろかず)氏だ。平川氏は元国土交通省で企画や分析を担当。その得意分野を生かして家業の経営を徹底的に分析し、利益率と資金回収が早い「通販事業」の強化にかじを切った。父が既に開発していた「本にがり」で作る高品質湯豆腐に着目し、ギフトセットとして商品化。同時に屋号を「佐嘉平川屋」と変え、ネット受注体制も強化した。これによって売り上げの5%に過ぎなかった通販は、26%にまでアップ!スーパーへの卸だけに頼るのではなく、高付加価値の商品を直接消費者に販売する新事業をつくることで、わずか3年で黒字化に成功したのだ。

    平川氏はこの「BtoC」路線をさらに加速。佐賀市、嬉野市、福岡市にカフェや飲食店を次々にオープン。自慢の「温泉湯豆腐」をはじめ、「湯豆腐クラムチャウダー」や「湯豆腐グリーンカレー」、さらに豆腐を使ったスイーツなど、若者にも響く豆腐メニューを開発し提供し始めたのだ。これによって「佐嘉平川屋」の知名度アップとブランド化に成功。業績は右肩上がりを続け、年商は8億3000万円に達している。さらに、西九州新幹線が開業した今年9月23日には、武雄温泉楼門前に総工費4億円以上かけたレストランを開店。観光客に向け最高級の湯豆腐懐石を提供し、「温泉湯豆腐」の知名度を全国区に押し上げようと挑んでいた。

    【取材企業】

    ■平川食品工業(佐嘉平川屋)
    [住] 佐賀県武雄市北方町大字志久600番地1
    [電] 0954-36-4332(代表)
    [HP] https://www.saga-hirakawaya.jp/

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