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  • 2023年3月11日

    もっこすグルメで観光客を呼び込め 「熊本屋台村」の地域ゲンキ計画

    2022年6月、熊本市の中心部に誕生した「熊本屋台村」が盛況だ。地域の名物料理や地酒を楽しめる個性的な飲食店が立ち並び、県内外から毎月2万人ものお客を集めている。屋台村を運営するのは、地元の商店街やイベント会社、酒販会社の有志たちだ。“地元の味”を起爆剤に、屋台村の発展はもちろん地域全体の活性化をもくろむ、熱き街おこしの舞台裏に迫る。

    18の飲食店が屋台スタイルで立ち並ぶ「熊本屋台村」。どの店も「お通し」はなし。気軽にはしごしながら、県内各地の名物料理や地酒、店主とのふれあいを楽しめる人気スポットだ。どの店も、ブランド地鶏の「天草大王」や、ヤマメやジビエ、有明海のハマグリなど、県産品をフル活用。さらに、球磨焼酎27銘柄が一杯100円で楽しめる自販機など、地産地消の魅力をPRする。コロナ禍や水害に苦しむ生産者たちを支援しようと始まった屋台村人気は絶大で、毎月2万人以上のお客を集めているという。

    だが運営代表の本多周一さんらが目指すのは、屋台村だけの発展ではない。中心市街地の熊本地震からの復興だ。屋台村に入居するテナントには、格安の家賃を提示する一方で3年という期限を設け、新規参入のハードルを下げている。屋台村をステップにして周辺の空き店舗に移り、街を活性化してもらおうという狙いだ。他にも、主婦らが家庭料理を振る舞う「年金酒場」は、地場企業の協力を得て60歳以上は10%引き。子育てを終えた女性の働く場も提供している。本多さんは「店主をお客が囲み、地元の人も観光客も、世代を超え分け隔てなく交流する。そんな新たな賑わい創出の場にしたい」と語る。

    【取材企業】

    ■熊本屋台村
    [住] 〒860-0845 熊本市中央区城東町2-22
    [HP] https://kumamoto-yataimura.com/

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