Story

2018年12月13日(木)第32話
恵嬪(ヘビン)に呼び出されたソンヨンは、身のほど知らずと叱責され、サンに会うことを禁じられてしまう。
そんなことは知らないサンは、失意の底からやっと抜け出し、政務への意欲も取り戻す。サンはチェ・ジェゴンとホン・グギョンを呼ぶと、老論(ノロン)派の勢力を弱めるために、人材を平等に登用する政策を実施することを話す。さらに清国との交易問題解決のために特別使節団を送ることを決定する。
サンの動きを知ったチョン・フギョムは、今は宮殿を離れるのが得策と考え、記録官として使節団に同行することに。
一方、恵嬪はソンヨンとサンを確実に引き離す為に、ある方法を考えていた…。

2018年12月12日(水)第31話
サンを陥れようとする敵の黒幕が貞純(チョンスン)王妃だと明らかになったにもかかわらず、彼女を不憫に思う英祖(ヨンジョ)の一存で、爆発事件は事故として処理され、王妃の関与は不問に付されることに。やり場のない怒りを抱え途方に暮れたサンは、ある夜、護衛もつけずに、ひとりで宮中を抜け出し父の墓所を訪れる。
一方、王妃が公に処罰されることはないものの、一生中宮殿から出ぬよう英祖に言い渡されたと知り、ついに自分たちの出番が来たとほくそ笑むファワン。彼女は、これからが本当の戦いだと、すぐに老論派の重臣たちを召集するよう命じる。

2018年12月11日(火)第30話
王の前に連れてこられたキム・ギジュが思わず口を滑らせたひと言で、貞純(チョンスン)王妃が今回の爆薬による世孫暗殺計画に関わっていたことが判明。予想だにしなかった黒幕の正体に、サンを始め誰もが愕然とする。だが最も心を痛めたのは英祖(ヨンジョ)だった。心から信頼していた王妃がサンの命を狙っていたと知り、深く傷つく英祖。
キム・ギジュの投獄を知った王妃は、すぐに獄中の兄のもとへ。しかし、そこで英祖にすべてが知れたことを聞かされ途方に暮れる。
そんな中、王の肖像画を描くため、タク・チスとともにソンヨンが、宮中の英祖のもとへ…。

2018年12月10日(月)第29話
テスは、夜更けにこっそりチョン・フギョムの屋敷を訪れた貞純(チョンスン)王妃を目撃し、すぐにホン・グギョンに報告。ホン・グギョンも直ちにサンに伝えるが、サンは高徳で人望も厚い王妃が事件に関与しているはずはないと信じようとしない。
一方、チョン・フギョムは王妃の突然の訪問を受け、約束どおり事態を収拾する策をすぐに講じなければ告発すると脅されていた。彼は王妃にすべての罪を負わせ自分たちは逃げるつもりでいたが、王妃から不意の牽制を受けて凍りつく。さらに事件の重要な証人から、世孫側に追われているから助けてほしいと書かれた書簡が届く。しかしこれは、サンたちが仕掛けた罠だった…。

2018年12月7日(金)第28話
英祖(ヨンジョ)により司憲府執義に任命され、内密にサン暗殺未遂事件の調査を一任されたホン・グギョンは、サンを陥れようとする敵の黒幕を突き止めるために、さっそく調査を開始。敵に揺さぶりをかけるため、今回の事件の首謀者である貞純(チョンスン)王妃の兄キム・ギジュを拉致する。一方、もしキム・ギジュが敵の手に渡り自白をすれば一巻の終わりと焦った王妃は、英祖に、兄は政敵に拉致されたに違いないと訴えるのだが…。
図画署では、近々、王の肖像画を描く画師が選ばれると発表される。