イ・サン

Story

2018年12月27日(木)第42話

サンを捕らえる為、老論派の重臣たちと兵を引き連れ宮殿に攻め込んだ貞純(チョンスン)王妃。だが、そこへ突然、サンと共に王、英祖(ヨンジョ)が現れる。二度と意識が戻らぬと思っていた英祖の姿に、愕然とする王妃たち。サンに反旗を翻した王妃や重臣たちを見て激怒した王は、すぐに重臣たちを投獄し、王妃とファワンは居所に軟禁するよう命ずる。
今回の件の一部始終を聞き怒った英祖は、関わった者すべてに死をもって償わせるとサンに告げる。だが意識を取り戻したとはいえ依然英祖の容態が深刻なことを聞いたサンは、彼の体を気遣い、今回の処分をすべて自分に任せてくれるよう願い出る。
一方、投獄されたチョン・フギョムは獄中からひそかにチェ・ソクチュに救いを求める書状を送る…。

2018年12月26日(水)第41話

王、英祖(ヨンジョ)が脳梗塞で倒れ意識を失った。サンは、宮中の不穏な空気を一掃すべく、重臣たちを集め、英祖がサンに王位を譲るという命を下したことを告げる。だがそこへ、あらぬことか貞純(チョンスン)王妃が現れ、英祖の譲位を記した宣旨がないことを盾に、その王命がサンのでっち上げかのように言い放つ。そして、病の影響下の英祖が書いた、サンを世継ぎの位から退けるという宣旨が真の意向だと主張する。だがサンも負けてはいない。英祖の意識が戻ればすべて明らかになることだと、会議の場から去るよう語気鋭く王妃に言うサン。お互い一歩も引かず睨み合うサンと王妃。
そしてサンは、意識のない英祖に、決して屈することなく断固戦う決意を告げる。

2018年12月25日(火)第40話

翌日の政務報告会で王、英祖(ヨンジョ)が譲位を宣布することとなった。だが政敵の反発を恐れ、そのことは世孫とその周辺の者にしか明かされていない。サンはその譲位の宣布に合わせて、父、思悼世子(サドセジャ)を陥れ死に追いやった者たちを断罪するため、兵を動員して世子が山中に埋めたという敵を断罪するための証拠を急いで捜すことに。
一方、王の譲位の意思を察知した貞純(チョンスン)王妃たちは…。

2018年12月24日(月)第39話

ソンヨンが届けた亡き思悼世子(サドセジャ)の最後の手紙を読んだ英祖は、サンを呼び、人払いをすると、自分が認知症であることを打ち明ける。そして、サンは我が息子である思悼世子の息子だと認め、自分は王位を退きサンに王座を譲ることを告げる。突然のことに驚くサンだが、英祖は、今日中に譲位に必要な準備を整えると言い、思悼世子の最後の手紙をサンに渡す。そこには世子が無実だったこと、そして英祖へのたったひとつの最後の願いが記されていた。

2018年12月21日(金)第38話

またも認知症の症状が出た英祖(ヨンジョ)が、政務報告会にいきなり怒りの形相で現れた。チェ・ジェゴンの提案した思悼世子(サドセジャ)の墓所の補修の件でサンに当たり散らし、挙句の果てにはお前の父は誰かとサンを問い詰める英祖。思いも寄らぬ英祖の振る舞いに、サンはもちろん、重臣たちも戸惑うばかりだ。貞純(チョンスン)王妃は、これを絶好の好機と見て取り、この機に乗じてサンを失墜させようと目論む。
ホン・グギョンはサンに、状況から考えて英祖は認知症に違いないと告げ、その真偽を確かめにかかる。
一方、サンへの怒りを募らせた英祖は、王宮殿へのサンの出入りを禁じてしまう。途方に暮れたサン。そんな中、父が亡くなる前、英祖に見せるように言った絵のことを思い出す。

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