中国ドラマ「宮廷の諍い女」

INTRO

これぞ中国版「大奥」の真骨頂
中国をはじめ台湾・香港で大ヒット、
宮廷時代劇の最高傑作!

番組紹介画像

辛く哀しい運命の幕が今、開かれる――

閉ざされた後宮の中で、苛酷な仕打ちに立ち向かい、愛を失いながらも権力を手に入れていく一人の少女・甄嬛(しんけい)の姿を描いた物語。

CAST

■ Character

  • 甄嬛(しんけい)

    吏部尚書(吏部の長官)である甄遠道の娘。自分の意思とは逆に秀女に選出され、沈眉荘らと共に後宮入りする。後宮で平穏に暮らすことを望むが、皇帝から寵愛を受けることで、皇后や華妃を始めとする側室から嫉妬され、諍いに巻き込まれていく。

    スン・リー(孫儷/SUN Li)

    1982年9月26日、中国・上海生まれ。
    5歳からダンスを学び、15歳で上海警備区戦士業余文芸演出隊に入隊。3年間兵隊として全国各地を巡演する。除隊後は演技を学び、2001年にシンガポールの“才華横溢出新秀コンテスト”で賞を受賞して、上海の芸能事務所に所属する。03年TVドラマ「玉観音」で主演デビュー、その後主にTVドラマで主役級の役で出演する。04年の「1メートルの光」、「新・上海グランド」(07年)は日本でも放送された。映画出演はジェット・リー主演『SPIRIT』(06年)、ドニー・イェン主演『三国志英傑伝 関羽』(11年)などがある。日本のサントリー・ウーロン茶のCMではキレのある太極拳を披露した。本作での熱演が評価され数多くの賞を受賞、また多くの視聴者を魅了して、人気・実力共にトップスターの仲間入りを果たした。
    主な出演作: 『ミーユエ 王朝を照らす月』 『月に咲く花の如く』 など

  • 沈眉荘 (しん・びそう)

    甄嬛が“姐姐(お姉さん)”と慕い、常に甄嬛の味方となる女性。家柄も良く、宮廷入りするための教育をされていた。甄嬛と一緒に宮廷入りし、いち早く皇帝の寵愛を受けるが、そのことで華妃の怒りをかう。常に甄嬛の味方である。

    ラン・シー (斕曦)

    1983年9月4日、中国・安徽省生まれ。
    両親が地方劇の役者で、幼い頃から演劇に興味を持つ。中央戯劇学院演技科を卒業後、女優として活動を開始する。映画『玉傾城』『非常秀』の出演で注目されはじめ、今回の沈眉荘役で女優としての地位を確実なものにする。これまでは八重歯が特徴的な可愛い役が多かったが、本作の鄭監督からの指示で八重歯を抜き撮影に挑んだ結果、おしとやかで落ち着いたイメージが加わった。
    主な出演作:『如意芳霏〜夢紡ぐ恋の道〜』『双嬌伝(そうきょうでん)〜運命の姉妹と2人の皇子〜』など

  • 安陵容 (あん・りょうよう)

    側室選びの日に甄嬛と沈眉荘に助けられ、以降二人を姉と慕い、姉妹として共に宮廷で助け合うことを誓う。しかし沈眉荘、甄嬛が続けて皇帝の寵愛を受ける姿を見て焦りを感じ、また家柄が低いことで他の側室から辱めを受けるなど、徐々に悲観的になる。

    タオ・シンラン (陶マ然)

    1986年1月13日、中国・湖南省生まれ。
    6歳からダンスを学び、2000年に湖南省芸術職業学院に入学し民族舞踏を学ぶ。幼少から長年積んだ経験から優秀な成績をおさめるが、卒業間際に演技を学ぶことを決意し、2003年天津音楽学院戯劇影視系演技科に入学する。2007年に卒業した後、『暗夜心慌慌』(07年)などのTVドラマの脇役や舞台に出演する。2009年にはドラマ『黛玉伝』、映画『楊梅紅了的季節』などで徐々に大きい役をもらい、本作で遂に代表作と呼べる作品に出演が決定する。本作出演後の2012年には、5本以上のドラマで主役級で出演し、今後の期待が活躍される女優となった。

  • 果郡王 (かぐんおう)

    康熙帝の第十七皇子で雍正帝の弟。政(まつりごと)やしきたりを嫌い、自由を好む。甄嬛と何度か顔を合わせるうちに、甄嬛に興味を持つようになるが、甄嬛が皇帝の側室ということで、その想いは決して外には出さず、甄嬛が残した切り絵を大事に懐にしまっている。

    リー・トンシュエ (李東学)

    1982年11月27日、中国・河南省で生まれ、北京電影学院演技科を卒業する。
    『楊家将伝記 兄弟たちの乱世』(07年)などのドラマや映画に出演する。2010年から、『未来警察 Future X-cops』(10年/アンディ・ラウ主演)、『運命の子』(10年/チェン・カイコー監督)、『1911』(11年/ジャッキー・チェン主演)と大作に続けて出演。また、本作での出演で人気が急上昇した。
    主な出演作:『運命の桃花〜宸汐縁〜』『始皇帝-勇壮なる闘い-』など

  • 温実初 (おん・じつしょ)

    宮廷の医師。幼い頃から甄嬛を好きで、甄嬛が宮廷に入るのを阻止するためにその想いを告げるが、彼のことを兄としか見られない甄嬛に断られる。甄嬛が宮廷入りした後も甄嬛への想いは変わらず、様々な困難に遭う甄嬛を助ける。

    チャン・シャオロン (張暁龍)

    1975年12月9日、中国・吉林省生まれ。
    北京舞踏学院、東北師範大学で中国古代礼儀・服飾に関する研究を行う。卒業後は時代劇で古代礼儀指導を行ったり、中央戯劇学院演技科で教師として勤めてもいる。2002年から俳優活動を開始するが、本作での温実初役で俳優として注目された。これまで礼儀指導として『レッドクリフ』『三国志 Three Kingdoms』などに参加し、更にイベントの演出も手掛けるなど、その才能を様々な方面で発揮している。

  • 華妃(かひ)

    雍正帝が即位する際に手助けをした年羹堯の妹で、兄の権力を背景に後宮で皇后と勢力を二分する。皇帝の寵愛を独占する為には、敵と見なせば卑劣な手段で容赦なく相手を潰しにかかる。長らく皇帝の寵愛を受けるが、子供には恵まれない。

    ジャン・シン (蒋欣)

    1983年5月8日、中国・ウルムチ生まれ。
    9歳から子役としてドラマに出演し、13歳で出演した『墜子皇后』が全国で放送され注目を浴びる。16歳で北京に拠点を移し、本格的に女優として活動を開始する。『天龍八部』(03年)、『仙剣奇侠伝』(05年)等の話題作に出演、本作での冷酷な演技が評価され、2012年の最優秀助演女優賞を総なめにする。
    主な出演作:『花千骨(はなせんこつ)〜舞い散る運命、永遠の誓い〜』など

  • 雍正帝 (ようせいてい)

    “九王奪嫡”の末、康熙帝の後を継いだ清の第5代皇帝。甄嬛を他の側室以上に愛するが、心の奥底では失った純元皇后を想い続け、甄嬛を苦しめる。

    チェン・ジェンビン(陳建斌)

    1970年6月27日、中国・ウルムチ生まれ。
    94年中央戯劇学院演技科に入学し、在籍中からTVドラマに出演するなど、俳優として活動を開始する。98年に同学院を卒業後は、同学院で教師を務めながら、俳優活動を行う。『四川のうた』『孔子』などの映画にも出演している。
    主な出演作: 『三国志 Three Kingdoms』 など

  • 皇后

    雍正帝の正室で、名は烏拉那拉・宜修。雍正帝の皇后であった純元皇后の妹。純元皇后の死や、自身の流産などに何らかの事情を持っている。

    エイダ・チョイ(蔡少芬)

    1973年9月17日香港生まれ。
    学生の頃からモデルとして活動し、91年には17歳でミス香港で受賞し、香港のTV局TVBと俳優として契約をする。その後、95年『白髪魔女伝』などTVBのドラマに数多く出演し、TVBの看板女優となる。またチャウ・シンチー主演『チャイニーズ・オデッセイ』、トニー・レオン主演『君を見つけた25時』など映画にも出演する。
    主な出演作:『宮廷の泪・山河の恋』など

CHART

STORY

あらすじ

1722年、9人の皇子たちによる皇位を巡る争い“九王奪嫡”の末、愛新覚羅・胤メiあいしんかくら・いんしん)が康熙帝(こうきてい)の後を継いだ。それは清の第5代皇帝・雍正帝の時代の幕開けと同時に、皇帝の寵愛を巡る側室たちの激しく哀しい諍いの始まりでもあった…。皇后と華妃が勢力を二分する後宮に、甄嬛(しんけい)が側室として宮廷入りする。そこは皇帝の寵愛を巡り、女の嫉妬と陰険な陰謀が渦巻いていた。華妃とその手下の側室が仕掛けてくる冷酷な罠を智慧で乗り越え、遂に華妃を打ち倒す。しかしその諍いで心も疲れ切った甄嬛は宮廷を後にする。外の世界で待ち受けていたのは、皇帝の弟・果郡王との安らぎの時。しかし幸せな時間の中、甄嬛を不幸に陥れる真の敵の影が忍び寄っていた。
再び後宮に戻る甄嬛は、真の敵を倒すことができるのか?果郡王との愛は貫けるのか? 甄嬛の辛く哀しい人生の扉が、今開かれる――

STAFF

原作

リュウ・リエンズー

監督

ジョン・シャオロン

脚本

リュウ・リエンズー
ワン・シャオピン

制作

2012年/中国/日本語字幕放送/全76話

テレQモール ドラマ・番組グッズDVD