INTRO 番組紹介
帝王の娘である“スベクヒャン”の座をめぐり
異父姉妹の運命が交錯する
『善徳女王』『トンイ』に続く切ない愛と愛憎渦巻く
絢爛豪華な大型ロマンス時代劇。
韓国では2013年10月から放送がスタート。物語の中心となるソルラン(スベクヒャン)役には本作が初主演となる『ファン・ジニ』のソ・ヒョンジン。王女の座を狙うソルランの異父妹 ソルヒ役には『瑠璃<ガラス>の仮面』のソウ。ソルランに恋心を抱く太子 ミョンノン役には『著童謡(ソドンヨ)』のチョ・ヒョンジェ。そして、王が実の父親と知らず、憎み復讐を誓うチンム役には『トキメキ☆成均館スキャンダル』のチョン・テス。三国時代を舞台に繰り広げられる『善徳女王』『トンイ』に続く切ない愛と愛憎渦巻く絢爛豪華な大型ロマンス時代劇。果たしてソルランは、百済(ペクチェ)を守る花<スベクヒャン>となり、国を守ることができるのか。そして、絡み合う人間関係の行方は…。
CAST キャスト
■ Character
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ソルラン(スベクヒャン)
百済(ペクチェ)の第25代王 武寧(ムリョン)王とチェファとの悲恋の末に生まれた娘。素朴な性格の持ち主であり、夜遅くに機織りをする母親の横で眠る生活に幸せを感じる平凡な女。妹ソルヒに王女の地位を奪われ、百済の諜報団の一員となる。
ソ・ヒョンジン
1985年2月27日生まれ。
01年にアイドルグループ“ミルク”の一員といて歌手デビュー。その後、女優へ転身し、2006年『ファン・ジニ』で本格的に演技を始める。
出演作:『浪漫ドクター キム・サブ』(16年)、『愛の温度』(17年)、『僕が見つけたシンデレラ〜Beauty Inside〜』(18年)など -
ソルヒ
月よりも美しいと言われるほどの美貌を持つ女。伽耶(カヤ)の村でソルヒの名を知らない者はなく、ソルヒを見て心を奪われない男はいなかった。しかし、落ちぶれた伽耶の地を抜け出したいと思っていたソルヒは、母親が夢うつつに話してくれた華麗な百済(ペクチェ)にいつの日か行こうと心に決める。
ソウ
1985年7月7日生まれ。
07年に映画『My Son〜あふれる想い〜』でデビュー。
出演作:『タムナ〜Love the Island〜』(09年)、『シンデレラのお姉さん』(10年)、『瑠璃<ガラス>の仮面』(12年)など -
ミョンノン
東城(トンソン)王の息子だが、幼い頃に入れ替えられ、武寧(ムリョン)王の息子として育てられる。後に第26代王 聖(ソン)王となる。事にあたる時は氷のように冷たいが、民にはこの上なく寛大な、名実共に帝王の逸材。武寧王を助け、百済(ペクチェ)の復興にすべてを賭ける。
チョ・ヒョンジェ
1980年5月9日生まれ。
99年にドラマ『カイスト』でデビュー。03年に出演した『ラブレター』で注目を集めた。
出演作:『薯童謠(ソドンヨ)』(05年)、『私の期限は49日』(11年)など -
チンム
武寧(ムリョン)王の息子だが、“息子のチンムを守ってほしい”という東城(トンソン)王の遺言を守る為、父である武寧王によって入れ替えられ、東城王の息子として育てられる。その為、父親が殺され一日で太子の地位から永遠に引き摺り下ろされたと思っている。
チョン・テス
1984年3月4日生まれ。
07年にTwo SomeのMV『お元気ですか?』でデビュー。同年、ドラマ『恋愛日和』に出演し、本格的に俳優活動を始める。
出演作:『王と私』(07年)、『トキメキ☆成均館スキャンダル』(10年)など -
ユン/武寧(ムリョン)王
百済(ペクチェ)の中興時代を開いた覇王。16官位の1番目である佐平(チャピョン)として戦に明け暮れていた頃、チェファと密かに情を通じており、子を授かるもその事実を知らずにいる。東城(トンソン)王亡き後、武寧(ムリョン)王として即位する。
イ・ジェリョン
1964年9月24日生まれ。
86年MBCタレント採用18期でデビュー。
出演作:『愛の群像』(99年)、『商道−サンド−』(01年)、『愛を信じます』(11年)、『一抹の純情』(13年)など。 -
チェファ
ソルランとソルヒの母親。武寧(ムリョン)王の唯一の女性。しかし、恋人だった武寧王によって父親が殺される。武寧王を愛し続けることも、忘れることもできず、言葉が話せないクチョンと共に百済(ペクチェ)を離れ、伽耶(カヤ)に隠れる。クチョンと夫婦となり、武寧王の娘ソルランを育てるが、武寧王を狙っていたチンムの企みにより両目を失い、命の危険にさらされる。
ミョン・セビン
1975年4月10日生まれ。
96年にシン・スンフンのMV『僕なりの愛し方』でデビュー。『純粋』(98年)でドラマデビュー。
出演作:『太陽に向かって』(03年)、『宮S〜Secret Prince』(07年)、『三姉妹』(10年)、『甘くない女たち〜付岩洞<プアムドン>の復讐者〜』(17年)、『ポッサム〜愛と運命を盗んだ男〜』(21年)など数多。
CHART 相関図
STORY 概要
あらすじ
時は6世紀の百済(ペクチェ)、第24代王 東城(トンソン)王の治世末期。加林(カリム)城の城主 ペク・カの娘チェファは、王の従兄にあたるユンと密かに情を通じており、彼の子を身ごもっていた。ユンは佐平(チャピョン)として戦に明け暮れ、チェファが身ごもっている事実を知らなかった。
そんなある日、戦地から帰ったユンはもし子供が出来、娘だったら百済を守る花という意味の“スベクヒャン”と名付けようとチェファに話す。
その頃、チェファの父ペク・カは東城王によって屈辱を受け、怒りを募らせていたが、娘とユンの関係を知り、東城王がいなくなれば娘が王妃になるのではと考えていた。そんな中、ユンの側近ヘ・ネスクから“ユンも東城王の死を望んでいる”とそそのかされ、東城王の暗殺を実行する。東城王を敬遠していたようにみえたが敬愛していたユンは、これに激怒しペク・カを自害に追い込む。ネスクはチェファがユンの子を宿していることを知るが、ユンを王にするためその事実を隠し、ユンにはチェファが命を落としたと伝える。
ペク・カの屋敷が炎に包まれ、父の側を離れようとしないチェファを家来のクチョンが助け、伽耶(カヤ)へ逃げると、そこで女の子を出産し、その子にユンと約束した“スベクヒャン”ではなくソルランと名付ける。一方で、ユンは第25代王 武寧(ムリョン)王として即位し、“息子を守ってほしい”という東城王の遺言に従い、よく似ていると言われる自分の息子と彼の息子を入れ替え、側におくことで身を守り、そして王位につけようと考える。
時が経ち、チェファとクチョンの間に生まれたソルヒは、異父姉ソルランが武寧王の娘だと知って彼女に成り済ますことを考える。
こうして激動の時代に翻弄されながらも次第に権力を掌握していくスベクヒャンの波乱に満ちた物語がはじまる…。
STAFF スタッフ
演出
イ・サンヨプ、チェ・ジュンベ
脚本
ファン・ジニョン
制作
2013年・韓国/日本語字幕付き二カ国語放送/全72話