ぐっ!ジョブ!

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  • 2022年1月15日

    “少し先の宝”をキッチリ見定める
    荒波を乗り切る新時代の企業買収とは!?

    今回のぐっ!ジョブは、「企業買収」がテーマ。小さな水産会社が、後継者問題を抱える小さな水産会社を次々と買収し事業を強化、経営の安定化に成功していた。一方、日本の近代化を支えた石炭採掘会社が、異業種へのM&Aで脱炭素にチャレンジ。時代を生き抜く企業買収に迫る!

    福岡市博多区の「マルヨシ」は、伊勢エビとアワビの鮮魚卸。従業員わずか6人の小さな会社だが、2代目の吉塚二朗社長のもと、ここ数年で次々に企業買収を成功させ、成長を遂げていた。買収したのは、マグロの加工、フグの加工、ノドグロの輸入卸と、同じ水産の会社。しかも後継者問題を抱える零細企業ばかり。しかし、小さいながらもそれぞれが培ってきた技術やノウハウは確か。「1つ1つは小さくとも、うまくまとまれば大きな力になるんです」そう語る吉塚社長の経営哲学に迫る。

    いっぽう、創業100年を超える石炭採掘会社「三井松島ホールディングス」は、「脱炭素」の逆風の中、吉岡泰士社長のもと、異色の企業買収で「石炭オンリー」からの脱却を図っていた。これまでにM&Aを仕掛けてきたのは、ストローやシュレッダーのメーカー、さらにオーダースーツの会社などバラバラ…。脱プラスチック、ペーパーレス化、ファストファッションの流行など、一見確たる将来性を見通せない業態ばかりだった。しかし吉岡社長には、「この先も必ず生き残る」という確信があった。すでに、今すぐ石炭事業を止めても、買収企業の利益だけでグループが生き残ることができるという。オンリーワンの技術力に目を付けた独自の先読み力とは?

    【取材企業】

    ■マルヨシ
    [住] 福岡市博多区 半道橋1丁目6-15
    [電] 092-476-1355

    ■三井松島ホールディングス
    [住] 福岡県福岡市中央区大手門一丁目1番12号大手門パインビル10F・11F
    [電] 092-771-2171
    [HP] https://www.mitsui-matsushima.co.jp/

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