-
-
2023年2月18日
ワンコ&ニャンコの暮らしをトコトン豊かに! 九州発!最新ペットビジネス
今回のぐっ!ジョブは、犬や猫などペットのために生まれた新商品やサービスに注目。肉にも野菜にも国産食材を採用、人間並みの安全基準で調理した健康食を、犬の体調に合わせカスタムして届けてくれるサービスや、愛猫家同士が情報交換できる新たな交流サイト、デザインも機能もバツグンのネコ用家具も。ペットの健康と暮らしをサポートする最新ビジネスに迫る。
鹿児島市の「バディケア」は、生産者や食品会社、獣医師らと開発したドッグフード「バディフード」を引っ提げ犬のヘルスケア事業に参入した新進企業。九州産の黒毛和牛や天然サバ、契約農家が作る野菜を素材に、栄養学に詳しい獣医師らと共にレシピ化。人同様の安全基準で調理した健康食だ。ユーザーが愛犬の年齢、体長、体重などを登録すると、配合と分量が最適化され毎月自宅に届くというシステムだ。市販のドッグフードよりも割高だが、健康面に敏感なユーザーを順調に増やしているという。同社は蓄積したデータを全国400もの動物病院と共に分析し、さらなるヘルスケアサービスの展開を狙う。自らも愛犬家の原田和寿社長は、「科学的アプローチで愛犬が1日でも長く元気に暮らせる社会を実現したい」と語る。
いっぽう、福岡市の「ニャンズ」が掲げるのは「ネコの〇〇を叶える」というキャッチフレーズ。愛猫家同士の無料交流サイトを運営し、困った時の相談や緊急時の預かり、ネコの血液ドナー探しをサポートするサービスを展開中だ。さらに同社はユーザーのリアルなニーズをもとにキャットフードや雑貨、ネコ専用のインテリアなどのオリジナル商品を開発し交流サイト上で販売する。収益の一部は、ネコの保護活動にも寄付されるという。ネコ人気の高まりを追い風に、代表の谷口紗喜子氏が目指すのは、飼い主、ネコ、社会、売り手、「4方良し」のビジネスだ。
【取材企業】
■バディケア株式会社
[住] 〒892-0821 鹿児島県鹿児島市名山町9-15
(鹿児島市が運営する産業創出拠点mark MEIZAN内)
[電] 0120-905-092
代表取締役CEO:原田 和寿
[HP] https://buddycare.co.jp/
■株式会社nyans(ニャンズ)
[住] 〒810-0041 福岡県福岡市中央区大名2丁目6-11 グロースネクスト 308
代表取締役:谷口紗喜子
[HP] https://nyans.co.jp/